現在、JCSが再生可能エネルギー関連資産の売却交渉を進めているのは事実です。当初は7月中の決着を目指していたようですが、残念ながら未だクローズ出来ていません。
そのため資金繰りが急速に悪化し、8月からは給与未払いや整理解雇通告が発生しています。
このような状況に陥った要因は、
・資産売却が出来れば、全て丸く収まると楽観視していた経営陣の無策無能(代替案無し)
・環境省からの補助金返還命令やJC証券の免許取消、一連の不祥事報道(細野議員、GIL等)により実質的な反社組織として認定された事
・グレー認定の取引先以外は、JCSとの直接取引を行うことがレピュテーション上難しいため、取引交渉が上手く進まず、時間だけ浪費
・価格設定が評価以上 なぜなら売却交渉を一任されているコンサル会社の成功報酬が高額(売却代金の25%以上)で、その部分を織り込んだ価格設定になっている為
なお、コンサル会社代表はJCS社長との関係性が疑われるK女史
現時点では、売却交渉がある程度進んでおり10月決済予定との説明があります。
ただ不確定要因として、
DDにおける指摘事項
整理解雇実施、給与未払いでの提訴や労基署への告発による信用失墜
一部メディアからの告発記事
が挙げられ、取引破談の可能性も否定出来ないのが現実です。
その場合、一部経営陣は反社勢力への売却方針に切替る意向のようです。
結論としては、現在の売却交渉が無事完了すれば、投資家資金の多くは返済されると思われます。(返済率 50〜70%?)
ただその場合でも、売却代金の多くが返済(給与未払い等も含む)や高額コンサル報酬に充当される為、投資家への全額返済は難しいのが現実です。
社内でも、コンサル報酬に対する批判が出ましたが、全員が解雇解任されています。
マネオ社が7月の返済資金の受け取りを拒否し、供託する事になったのも、この事実をJCSと共有していたからです。
上記内容は、内部で説明された事や関係者からヒアリングしたものであり、ほぼ事実だと思います
基本的に事実だと思います。
以下が、私の知らない情報です。
コンサル会社がどの会社かわかりませんが、この状況で手数料25%を要求するんだから、まともな会社とは思えません。
そんな会社と大手企業が直接取引するはずもなく、大手企業との売却話は無理だと思いました。
誰から誰に対して説明があったのでしょうか?
社長・経営陣から社員に対してだと思いますが。
そうでも言わないと、給料未払いの不満を抑えることは出来ませんから。
そんな説明はこれまで何百回とありましたが、実現したことはほとんどありません。
これはコンサル契約に反対した人を解雇したって事なんでしょうか?
私の知らない情報です。
「この事実」とは、「全案件売却しても一部デフォルトになりそう。」という事でしょうか?
共有はちょっと違うかもしれません。あくまでJCサービスは全額返済出来ると対外的には言ってるはずです。
中久保氏がmaneoにだけは事実を説明をしていたというのは考えにくいです。
maneo独自の判断で、デフォルトが発生する可能性が高いと認識していた。というのが正しい表現かもしれません。
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関東財務局
http://kantou.mof.go.jp/
証券取引等監視委員会 ←【配当等の未払い・支払遅延に関する情報】を選択
https://www.fsa.go.jp/sesc/watch/index.html
JCサービスの無計画な事業は、すでに、2017年末の金融庁検査の前から行われていた。2016年に、JCサービスの資金確保のため、JCサービスとmaneoマーケットが相談、独自のファンド募集会社グリーンインフラレンデイングを設立した時には、JCサービスの無計画な事業(募集ファンドの目的外の使用、自転車操業による事業資金の捻出)は行われていた。
無計画の一例として、JCサービスは、2013年3月に環境省の補助事業の対象となり、鹿児島県の太陽光発電事業の蓄電池購入で約3億円を受領。しかし、無計画のため、資金難で稼働できず、蓄電池を放置、2016年7月時点で事業停止状態。(2018年に環境省が返還命令。)
maneoマーケット社(二種金融商品取引事業者)、ファンド営業者の
グリーンインフラレンデイング社は、ファンドの貸付先(JCサービス社)の
資金使途等の確認が不備で、貸付先のファンド資金の分別管理が未実施、
別ファンドの償還の目的や、説明と異なる目的で資金募集されていた。
maneoマーケット社は、2017年末の金融庁の調査後も、2018年6月の金融庁の公表後まで、目的外使用疑いのファンド募集を停止させず、投資者損失は拡大。2018年6月、ファンド新規募集停止後、2018年7月分から全ファンドが遅配へ。
JCサービス社の刑事的責任も問われることは推測されますが、
maneoマーケット社(二種金融商品取引事業者)、ファンド営業者の
グリーンインフラレンデイング社は、将来のためにも、SBIソーシャルレンデイング社、TATERU fanndin社のように、投資者への元金償還に民事的責任を負うべきです。 特に、業界、最大手のmaneoマーケット社(二種金融商品取引事業者)は、金融庁調査後の2018年以降の募集ファンドには、大きな責任があります。