不動産クラファンに投資していると「TECROWD」や「Funvest」などの海外不動産投資サービスが気になってきます。
しかし、海外不動産投資に対する知識が不足しているため、大きな投資に踏み切れないでいます。
そこで書籍などを利用して海外不動産投資の勉強を進めていくことにしました。
第一弾は「失敗しない海外不動産投資」という書籍です。
2004年 | 早稲田大学商学部卒業 |
---|---|
- | 不動産仲介会社、不動産投資ファンド会社に勤務 |
2010年 | 不動産仲介透明化フォーラム(FCT)を設立 |
- | 米国型の売却エージェントサービス「売却のミカタ」を開始し全国展開 |
2014年 | ソニー不動産にFCT社を売却 |
- | ソニー不動産執行役員として、創業に携わるとともに事業を拡大 |
2016年 | シンガポールに移住し、Property Access株式会社を創業 |
2018年 | 日本法人を設立 |
十分な実績を持つ方です。
海外不動産投資の情報源として申し分ありません。
・多くの投資家が海外不動産の選定の仕方やエージェント選びで失敗している。
・新興国不動産投資では「竣工リスク」は最も警戒すべきリスク。
・大手企業や日本企業が開発に参加している物件を選ぶべき。
・比較的治安がよいとされる国でも、その国の全地域が安全というわけではない。
・言語的には「英語」か「中国語」が通じるエリアの不動産が人気。
・国ごとに外国人が不動産を所有する際の制度に大きな違いがある。
・海外投資はローン環境が限定的なため、一定の資金を自力で捻出する必要がある。
・有利な国は「フィリピン、マレーシア、ベトナム」の3国。
・不利な国は「シンガポール、タイ、インドネシア、カンボジア」の4国。
・価格帯は2,000~5,000万円の物件が好ましい。
・海外で支払った税金を日本国内で控除できる「外国税額控除制度」がある。
・日本は多くの国々と租税条約という取り決めを結んでいる。
東南アジア(特にフィリピン)での海外不動産投資を推奨している内容でしたが、新興国不動産投資全般の勉強になりました。
①竣工(完工)リスク
②物件のクオリティに関するリスク
③賃貸管理に関するリスク
④情報収集リスク
⑤詐欺的トラブルのリスク
TECROWDに関してはこのあたりのリスクはクリアしています。
情報収集リスクは新興国における不動産情報収集の難しさを示しています。
①人口
②言語
③経済成長
④都市人口率
⑤公共投資
TECROWDに関してはロケーション(モンゴル)が気になります
後日、別記事でしっかり分析したいと思います。
現時点では「海外不動産を購入しよう!」という気持ちにはなりませんでしたが、新興国の不動産投資におけるメリットとデメリットを丁寧に解説した良書でした。
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