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利回り10%以上が当然!ヤマワケエステートの高利回りに釣られてもいいのか?

投稿日:2024年3月29日 | 執筆:カナメ先生
(本記事はアフィリエイトURLを含みます)
ヤマワケエステート

2023年10月にサービス開始してから、恐ろしい速度で急拡大を続けている「ヤマワケエステート」について再度調べてみることにしました。

どのようなサービスなのか?

不動産小口共同事業法に基づく不動産クラウドファンディングです。
CREALCOZUCHIと同様にみんなで不動産に投資するサービスです。

とにかく「高利回り」ということで注目を集めています。

利回り
ヤマワケエステートの利回り

12~14%程度の平均利回りで推移しています。
直近ファンドでは、18.4%、13.8%、11.3%、15.0%、12.5%となっています。

募集金額
ヤマワケエステートの募集金額

月12~14億円の募集金額で推移しています。
大手のオーナーズブックは月9.5億円程度、CREALは16.7億円程度です。

最近募集のファンド
・東京都練馬区氷川台の新築戸建建築(約15坪)
・山梨県甲府市の土地65区画を整地後に売却
・隈研吾氏が設計監修をおこなった高級レジデンスを買取&売却

どのような会社が運営しているのか?

直接的な運営はヤマワケエステート株式会社ですが、
親会社は「WeCapital株式会社」です。

社名WeCapital株式会社
住所東京都港区西新橋1-17-16 ARISTO虎ノ門 3階
代表松田 悠介 / 橋口 遼
WEBhttps://www.we-capital.co.jp/
設立2013年4月10日
事業 ヤマワケ(案件募集前)
ヤマワケエステート
ヤマワケレンディング(サービス開始前)

代表「松田悠介」氏について:経歴など
松田悠介

2014年12月株式会社スターエージェント 代表取締役就任
2015年02月Lonesta Primula Bank 株式会社設立 取締役就任
2015年09月レピオス株式会社設立 代表取締役就任
2017年05月株式会社日本クラウドキャピタル 取締役就任(現FUNDINNO)
2018年02月Saratoga agency株式会社設立 代表取締役就任
2019年02月matsuda trade株式会社設立 取締役就任
2020年07月Lonesta Investment株式会社設立 代表取締役就任
2020年07月株式会社atGunGun設立 取締役就任
2019年07月瀬戸内いより株式会社設立 代表取締役就任
2020年11月リシェア株式会社設立 取締役就任
2021年01月Reboot株式会社 代表取締役就任

座右の銘が「二兎を追わない者に三兎は来ない」というだけあり、物凄いペースで新会社を設立しています。

代表的な経歴は「FUNDINNO」の創業メンバーです。

共同経営者の橋口遼氏もFUNDINNOに関係(FUNDINNO第1回目ファンド募集企業である株式会社ハーバルアイの代表)しています。

[松田悠介氏のX]
https://twitter.com/yusuke_we

ヤマワケエステートの長所と短所

長所
・非常に高い利回り
・十分な募集ペース
・不動産が投資対象(価値が判断しやすい)
・色々なタイプの不動産投資を知ることができる(勉強になる)

短所
・案件のリスクが高い(開発型など)
・会員限定情報ページの情報が少ない
・物件住所がPDFでしか確認できない
・代表者の不動産や金融におけるキャリアが薄い

その他
・代表がFUNDINNO創業メンバー(取締役)
・インフルエンサー戦略(本田圭佑、ホリエモン)

カナメ先生の見解

要するにハイリスクな不動産投資ファンド(開発型など)です。

これほどの高利回り不動産クラファンが少ないという意味ではとても魅力的に感じますが、極めて慎重に判断する必要があります。

また、ファンド提供側にとっては案件リスクが高めるほど得(表面利回りが高まり人気サービスになる)になり、モラルハザードが起こりやすい構造と言えます。

ヤマワケエステートに登録する場合は下記3点を守って慎重に投資してください。

① 案件ごとに丁寧に分析する
② しっかりと分散投資をする(ファンドごとの投資金額を小さくする)
③ ヤマワケエステートへの投資はポートフォリオの20%までにする

私個人としては「松田悠介」氏と「橋口遼」氏の提供するハイリスク不動産投資サービスに投資したいとは思えない(期待値が高いとは思えない)ため、投資は見送るつもりです。

ヤマワケエステートの公式サイト

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴23年。ソーシャルレンディング歴9年。運用資産4億円以上。
IT会社経営、薬局経営、新築アパート投資、株式投資、REIT投資、クラファン投資などの幅広い経験が武器であり、「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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一言掲示板 : 情報交換、改善希望、質問など
[3078] no name(2024-06-29 13:30:12)
そのうち、虎穴に入れば虎子を得る、と言い出しそうな気がする。
[3074] no name(2024-06-29 12:50:30)
二兎を追わない者に三兎は来ない。
滅多に聞かないくらい胡散臭い言葉ですねw
[3072] no name(2024-06-29 12:46:35)
ハイリスクが限界突破してるのが問題なんじゃないの?
SLは事業者リスクで全損まであるから。他の投資ではまず無いと思うよ。
[3020] no name(2024-06-28 20:34:19)
もちろん、これだけの高利回りならハイリスクなのは当たり前です。
ハイリスクハイリターンだからこそ、ポートフォリオの一部として利用価値があるというもの。ローリスクローリターンばかりでは資産は増えませんからね。
[8002] no name(2024-04-11 18:10:38)
記事中に写真がある代表は、ずっとカ◯ラだと思っていたが地毛とのことにビックリ!
[7914] no name(2024-04-10 21:29:05)
ここの格付けランキングは、カナメ先生的にはBってとこなんだろうな
まぁ、Bが最低だけど
[7817] no name(2024-04-10 03:55:11)
格付けランキングか。素晴らしいね。
自己判断、自己責任でなく、あくまで他力本願方式の人向けに「格付けランキングの、格付けランキング。」があれば、尚の事、絶賛されるだろう。
[7399] no name(2024-04-03 15:52:12)
>>7377
そのオーナーズブック案件
結局、元本のどのくらい戻ってきたの?
[7377] no name(2024-04-03 02:15:40)
釣られていいのか?←鯛焼きセンセーの日頃の投資スタンスを見れば、強い口調になるのも、さもありなんとも思うが、一方「このサイトのランキングに、釣られていいのか?」(オナブのホテル素地被害者)と思う者もいるかもね。←オレはオナブやらないからそう思ってはいないけど。
[7314] no name(2024-04-01 22:20:40)
>>7160
カナメ先生
ありがとうございました
ファンディーノの経歴や他の複数事業の経営では、十分ではない感じですね
[7277] no name(2024-04-01 20:49:38)
7161
カナメ先生
ありがとうございます。
営業者が身を切らないとハイリスクになりやすいのですね。
[7161] カナメ先生(2024-04-01 10:55:45)
> 7074さん
ファンド提供側にリスクが無くなるため、
リターン(期待値)重視ではなく、
・規模の大きな案件
・リスクの高い案件
を優先しやすくなります。

これは投資家利益の最大化を目指していないという意味で「モラルハザード」だと考えています。

[7160] カナメ先生(2024-04-01 10:49:08)
> 7059さん
問題点と言いますか、不動産業界で実績を積んできていない人が提供する不動産ファンドには投資したくないと考えています。
[7074] no name(2024-03-30 00:10:05)
「また、ファンド提供側にとっては案件リスクが高めるほど得(表面利回りが高まり人気サービスになる)になり、モラルハザードが起こりやすい構造と言えます。」
具体的にはどんなモラルハザードが起こりやすいのでしょうか?
[7061] no name(2024-03-29 20:38:57)
ハイリスクハイリターンの位置づけで良いかと。
[7059] no name(2024-03-29 20:07:43)
カナメ先生
記事拝見しました
先生が考える「松田悠介」氏と「橋口遼」氏の問題点はどこでしょうか?
[7050] no name(2024-03-29 18:43:46)
物件利回りがここまで低くなってくると不動産投資型のクラファン自体の妙味が薄れ、リスクも高くなってきていると感じます。それはCREALやCOZUCHIであっても同様ですし、後発ゆえに仕入れ条件等に無理が生じやすいヤマワケにおいては案件の吟味が相当に必要だと思います。
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