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2012年 | 田中翔平氏がソーシャルレンディングに興味を持ち、先行するmaneoなどの研究をはじめる。 |
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2014年5月 | ラッキーバンク・インベストメント株式会社設立。 代表:越後篤氏、副社長:田中翔平氏。 |
2014年12月 | ラッキーバンクのサービス開始。 高い利回り(8.0~11.0%)と全案件担保付きを理由に人気を集める。 |
2015年3月 | 越後氏が健康上の理由で社長を退任。田中氏が社長に就任。 |
2016年6月 | LBIリアルティ(株)を設立。自社でも不動産売買事業を行うことを計画。 |
2017年7月 | 大和証券元常務の野島斌氏(77)が副社長に就任。 |
2017年10月 | 累計募集金額125億円を突破。 |
2018年3月 | 関東財務局より行政処分(原文)を受ける。概要は以下の通り。 (1) 貸付先のほとんどが田中氏の親族が経営する不動産会社X社である。 (2) 貸付審査の際に売上や資産の水増し計上を見逃していた。 (3) 担保不動産の鑑定評価が正式に行われていなかった。 (4) X社の返済困難を認識していながら、X社を貸付先とするファンド募集を継続していた。 |
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2018年3月 | 投資家を招いて説明会を開催。 |
2018年5月 | 投資家に大規模な返済遅延を発表。対象はほぼ全ファンド。 |
2018年 12月5日 |
債権回収会社への債権譲渡を発表。(メール全文) 約49.2億円(X社45.6億円・F社3.6億円)の債権を約16億円で譲渡。 投資家の損失率は約67.5%。発表日12月5日。実行日12月6日。 |
2018年 12月28日 | 12月下旬の予定だった分配予定金額詳細の発表を2019年1月4日~1月7日に延期。 |
2019年 1月7日 |
分配金額の発表(債権譲渡にかかる分配額一覧表)。 回収率は32.47%程度。債権譲渡費用は34万7,000円。 |
2019年 1月8日 | 前日発表の分配を実施。 |
2019年 1月21日 |
個人投資家45人が東京地方裁判所に提訴。計2億7千万円の賠償を求める。原告代理人は東京フィールド法律事務所の鈴木英司弁護士。 同日にテレビ東京「ゆうがたサテライト」が突撃取材の様子を放送。 |
2019年 3月14日 | 関東財務局が第二種金融商品取引業の登録取り消し処分を行う。 |
・出身は東京都
・男2人兄弟の次男
・金融業と不動産業を営む家庭に生まれる
・両親だけでなく親戚も不動産業を経営
・起業前は船井財産コンサルタンツで勤務
・26歳でラッキーバンクの代表に就任
・Twitterアカウント
・田中伊世子氏と田中翔平氏は親族である。
・田中伊世子氏と田中翔平氏は住所が同じ(ウイング箱崎ビル)。
・ウイングトラスト社のH28年12月決算は約5億円の赤字&債務超過。
ウイングトラスト社の情報は「SuperFlow!」と「セミリタイアに向けてのソーシャルレンディング投資実践記」の記事を参考にさせていただきました。
・担保不動産の鑑定評価が正しく行われていなかった。
・説明会で査定と実売価格の乖離は70~120%と発言している。
・親族経営の赤字会社を貸付先としたファンド募集を続けていた。
・7ヶ月に及ぶ任意売却で実際に売却したのは約4,600万円(約1%)。
・公表不動産評価額60億円の担保を16億円で譲渡決定。
・投資家への債権譲渡報告が前日の22時40分頃。
・債権入札会社の情報が非公開。
ネット上では「身内のサービサーからキックバックを貰うのでは?」といったことが噂されていますが、キックバックがあろうが無かろうが、ウイングトラストは30億円以上のお金を奪い取ったのと同等です。例えば以下のような流れが考えられます。
1 | 投資家はラッキーバンク経由でウイングトラストに49億円(※)を融資。 |
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2 | ラッキーバンクは16億円で債権譲渡。 |
3 | ウイングトラストはサービサーに対して17億円で債権を完済する。 |
4 | サービサーは労せず数ヶ月で1億円を得ることができる。 |
5 | ウイングトラストは49億円-17億円=32億円の現金を得たことになる。 もちろん担保不動産は返ってくる。 |
6 | 投資家は49億円-16億円=33億円の損失。投資額の67.3%。 |
※実際に確定していることは1と2。3以降は仮説。
※厳密にはX社が45.6億円、F社が3.6億円。
これが任意売却や競売の場合、ノンリコースローンでない限り、きっちり全額(49億円)を返す義務があります。返せなければ倒産です。どうしても「債権譲渡」という方向に持っていきたかったのでしょう。
そもそも「競売では19~20億円で売れる見込みですが、予納金4,000万円を持っていないので16億円で債権譲渡します」という部分に無理があります。
2018年12月4日、金融商品取引被害に実績のある「あおい法律事務所」が「ラッキーバンク訴訟の説明会を行う」と発表しました。なんと、その翌日の12月5日にラッキーバンクから「債権譲渡」の発表があったのです。
あまりにも良いタイミングです。
以前から奥の手として「債権譲渡発表の準備をしていた」のかもしれません。
あおい法律事務所ブログ「ラッキーバンクに関する相談について」
担保物件 | 借入人 | 案件数 | 貸付元本 |
---|---|---|---|
港区東麻布エリア 一棟オフィスビル | X社 | 13 | 357,410,000円 |
港区表参道エリア 区分オフィス | X社 | 8 | 238,000,000円 |
品川区⼾銀座エリア 一棟オフィスビル | X社 | 11 | 345,200,000円 |
千葉県流山市 土地 | X社 | 5 | 110,000,000円 |
中央区東日本橋エリア 一棟オフィスビル | X社 | 13 | 534,150,000円 |
千代田区神田エリア 一棟オフィスビル | X社 | 8 | 233,000,000円 |
大田区 土地 | X社 | 5 | 133,000,000円 |
世田谷区 土地 | X社 | 8 | 185,600,000円 |
杉並区 一棟収益物件 | X社 | 5 | 152,000,000円 |
小平市 土地 | X社 | 14 | 338,000,000円 |
渋谷区笹塚 一棟収益物件 | X社 | 11 | 440,000,000円 |
港区三田 一棟オフィスビル | X社 | 18 | 460,000,000円 |
文京区 一棟オフィスビル | X社 | 8 | 279,000,000円 |
神奈川県藤沢市 区分宿泊施設 | X社 | 12 | 323,000,000円 |
台東区東上野 一棟オフィスビル | X社 | 8 | 330,000,000円 |
千葉県千葉市緑区 区分マンション | X社 | 1 | 9,000,000円 |
千葉県船橋市東船橋 土地 | X社 | 1 | 47,000,000円 |
神奈川県足柄下群箱根町 保養所 | X社 | 1 | 50,000,000円 |
中央区 一棟オフィスビル | F社 | 148 | 362,550,000円 |
合計 | - | 298 | 4,926,910,000円 |
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