ソーシャルレンディングに5,800万円を投資し、月20万円以上の分配金を得ている私が解説します。
債権やJ-REITの利回りを大きく上回る「高利回り金融商品」だからです。
平均利回りは6.0%を超えるため、J-REITの平均利回り4.0%の1.5倍以上あります。
[Point] インカムゲイン目的の投資商品の中では最高水準の利回りを誇る
2014年 | 143億円 |
---|---|
2015年 | 310億円 |
2016年 | 533億円 |
2017年 | 1,316億円 |
2018年 | ※1,500億円 |
合計 | ※3,802億円 |
※2018年は仮の数値を入れてあります。
※2014年~2017年の数値はクラウドポート調べです。
少し大雑把な計算になってしまいますが、3,802億円から後述する潜在損失を引いて、利回り6.5%&運用期間10ヵ月で考えると、約182億円の利益を投資家に分配したことになります。
[Point] 累計運用額 約3,802億円 / 累計利益 約182億円
事業者 | 被害(延滞含む) |
---|---|
みんなのクレジット | サービサー譲渡(返還率3%・約31億円の被害) |
ラッキーバンク | サービサー譲渡(返還率32%・約33億円の被害) |
グリーンインフラレンディング | 全案件延滞中(約134億円) |
ガイアファンディング | 全案件延滞中(約42億円) |
maneo | 一部延滞中(約64億円) |
クラウドリース | 一部延滞中(約51億円) |
キャッシュフローファイナンス | 一部延滞中(約8億円) |
トラストレンディング | 大きな問題が発生中(運用額は約52億円) |
信じられないほど多くのトラブルが起きています。
最終的な貸し倒れ金額はソーシャルレンディング業界が過去に生み出してきた利益を上回る可能性が高いと思われます。
[Point] 確定損失 64億円 / 未確定損失 351億円(延滞など)
事実ベースで確認できることは以下の3点です。
(1) 業界全体では累計利益を上回るほどの潜在損失を出している。
(2) 市場は成長している。つまり、投資家は増えている。
(3) 私は約5,800万円を投資している。
つまり、私は「危ないけれど美味しい投資先」だと考えています。
[Point] 業界が未成熟でリスクが高いからこそのハイリターン
そんなことはないと思います。
上記のトラブルを起こした事業者の中で私が投資していたのはmaneoのみです。
しかも、今のところ延滞したファンドは購入していません。
問題を起こした業者には以下のような明確な要素がありました。
意外だったのはmaneoぐらいでした。
・運営母体が小さい。
・運営者に倒産歴がある。
・運営者にグレーな経歴がある。
・運営者のキャリアが不十分。
・運営者の横のつながりが見えない。
・非常識な高利回り(10%以上)。
現時点では怪しい事業者は淘汰されはじめ、SBIグループや上場企業などの信頼性の高い事業者が残っています。
[Point] 初心者にも投資しやすい環境になりつつある
自分の母親が「老後資金の全てを自分の裁量でソーシャルレンディングに投資する」と言ったら猛反対します。
私が管理するのならいざ知らず、母の裁量では危なすぎるためです。
当サイトをしっかり読み込んでもらって、格付けランキング8位以下(※)の事業者への投資は禁止というルールを守ってもらえるのであれば何とか賛成できます。
※8位という数字に深い意味はありません。半分をラインにしました。
しかし、それも私と母に信頼関係があることが前提です。
よく知らない人の情報を信じることは危険です。
インターネット上の情報なんて信じてはいけません。
つまり、結局のところ「投資は自己責任」ということになってしまいます。
自分自身で期待値の高い判断ができない人にはオススメできません。
[Point] 結局のところ「投資は自己責任」
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