SBIソーシャルレンディングが2020年2月末における融資残高が400億円を突破したことを発表しました。正確には425億円です。また、2月の投資家登録数は2,113人と過去最高人数となっています。
ソーシャルレンディング業界最大の運用額を誇るサービスです。巨大金融グループSBI(CEO・北尾吉孝) の経営理念である「顧客中心主義」を貫いており、投資家が納得する魅力的なファンドを提供し続けています。
基本データの過去3ヶ月間の平均値は以下の通りです。
平均利回り | 5.66% |
---|---|
平均運用期間 | 18.6ヶ月 |
平均募集額 | 27.7億円/月 |
平均募集件数 | 3.7件/月 |
現在の登録数は47,256人です。
2017年頃から急速に登録者数を伸ばしています。
ちなみに当サイトの公開は2018年5月です。
現在の累計融資額は1,302億円です。内オーダーメード型が964億円、不動産担保ローン事業者ファンドが279億円で全体の約95.5%を占めています。
現在の融資残高は415億円なので約887億円が償還済みとなっています。
コーポラティブハウスローンファンド(4.0~5.0%)やカンボジア・モビリティローンファンド(3.8%)が平均値を下げているので、主力のファンドを選んでいけば6.0%以上の利回りを確保することは十分に可能です。
業界最低水準の管理手数料です。
1.0%~1.5%の間で下げ止まったようです。
利回りや募集額だけでなく「ファンド種類の豊富さ」もSBIソーシャルレンディングの魅力です。しかも、種類の豊富さだけでなく融資残高における構成のバランスの良さにも驚きました。
派手なキャンペーンや宣伝費にお金をかけずに、淡々と「魅力的なファンド&分かりやすい情報」を提供し続けるSBIソーシャルレンディングの姿勢には非常に好感を持っています。
運用額415億円ということは毎年22.8億円程度(利回り5.5%で計算)の投資家利益を生み出すということです。凄いサービスです。
今のところ主力であるオーダーメード型のデフォルトはバイヤーズローン(16号・19号・20号・21号・22号)の約1.3億円(5ファンド合計)となっています。
平均6.0%近い高利回りファンドなので、一定確率でデフォルトが発生することを前提として丁寧な分散投資を続けていきたいと思います。
評価 | 休止 | SBIソーシャルレンディングの公式ホームページ |
---|
データセンター投資で利回り12%+アップサイドの「FUNDI」は危ないのか? | ||
みんなで大家さんに業務停止命令!さらに解約制度の一時停止を発表 | ||
東証STD上場企業が運営するB-Den(ビデン)を徹底分析!面白味のなさが魅力 | ||
Fundsの新機能「ファンド予約機能」って便利なの?メリット・デメリットを解説 | ||
高利回りの注目事業者「ヤマワケエステート」を徹底分析!利回り8.0~15.4% | ||
全記事の一覧 |
・不動産市況の暴落
・プロジェクトが失敗した場合
・関連企業の倒産
・詐欺まがいの業者に融資してしまった場合
などが考えられます。銀行融資でも貸し倒れは起きているので、一定の確率でのデフォルトを想定したうえで投資戦略を立てることをおすすめします。