・SBISLバイオマスブリッジローンファンド
・SBISLメガソーラーブリッジローンファンド
「んっ?ブリッジって何だろう」と思いませんか?
今回はブリッジローンについて解説します。
資金調達の目途は立っているが、実際の調達までに時間を要する場合の「つなぎ資金」として使われる融資です。日本語では「つなぎ融資」と呼ばれます。
住宅ローンの場合には、着工金や中間金に利用されます。
住宅ローンやプロパーローンに比べると金利が高くなります。
一般的には2.0~4.0%と言われますが、それを超えるケースも多々あります。
銀行は長期ローンを好みます。
融資額 | 期間 | 返済方式 | 金利 | 総返済額 | 利益 |
---|---|---|---|---|---|
3,000万円 | 35年 | 元利均等 | 1% | 3,557万円 | 557万円 |
3,000万円 | 1年 | 元金一括 | 4% | 3,120万円 | 120万円 |
上の表から分かるように、同じ手間をかけるのであれば長期ローンのほうがはるかに利益が大きく、利用者に喜ばれ、関係性が継続するためです。
そのため、銀行がブリッジローンに力を入れる理由は無く、ソーシャルレンディングなどのノンバンクにサービスを提供する余地が生まれています。
あります。
私は法人代表として銀行から融資を受けることがあるのですが、手続きが非常に面倒ですし、時間もかかるので、短期の資金需要には本当に適していません。
ビジネスにはスピードが求められるため、ブリッジローンで資金を用意して、完成後に銀行融資を受けるのは理にかなった資金調達戦略だと思います。
ブリッジファンドとは将来的にJ-REIT等に転売することが前提となっている不動産ファンドです。ブリッジローンが「資金をつなぐ」のに対して、ブリッジファンドは「不動産をつなぐ」仕組みです。
J-REITは内部留保できないルールがあるため、ブリッジファンドを活用して適切なタイミングで不動産を調達しています。
ソーシャルレンディングの多くのファンドは「つなぎ資金」が目的なので、名前にブリッジが入っていないファンドであっても本質は「つなぎ融資」であることが多々あります。
ソーシャルレンディング投資家として「自分の利益がどのような需要の上に発生しているのか」を理解しておくことは非常に大切なことです。
クラファン事業ごとの分配金スケジュール一覧!毎月、四半期、一括など | ||
利回り10%以上が当然!ヤマワケエステートの高利回りに釣られてもいいのか? | ||
大人気「AGクラウドファンディング」の現況分析!利回り4~6%は美味しい | ||
2024年のソーシャルレンディング&不動産クラファン投資で気を付けること | ||
COMMOSUSの新規登録ユーザー必読!申込キャンセルの罠を回避する方法 | ||
全記事の一覧 |