私は2017年からソーシャルレンディング投資を行っていますが、ソーシャルレンディング投資における過去最大の失敗はmaneoに投資してしまったことです。
現在、約209万円が延滞中です。
その他のファンドでマイナスを食らったことはありません。
(SBISLのバイヤーズ16号も最終的にはプラス決着)
maneoを信用してしまった理由をシェアすることで投資家の皆さんの将来的なリスクを減らすことができれば幸いです。
・ピーク時は約1,000万円を投資(ソーシャルレンディング運用額の17%程度)
・現時点で約209万円が延滞中(第1順位の不動産担保あり)
・GMOフィナンシャルホールディングス
・VOYAGE VENTURES
・SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合
・MICイノベーション4号投資事業有限責任組合
これらの大手ベンチャーキャピタルが投資していたことで信頼性が大幅に増してしまいました。2016年にはGMOクリック証券の口座からmaneoのファンドを購入できるサービスも開始しています。
大手VCの出資はある程度の判断材料になるとは思いますが過信は禁物です。
・業界シェアNo.1
・国内ソーシャルレンディング市場の50%以上のシェア
・会社設立:2007年4月
これらの実績が信頼性を高めました。
ピーク時には1,027億円の売上を上げていた安愚楽牧場や、1,509億円の売上を上げていたジャパンライフの例もあるので、規模を信頼性と直結させることは危険です。
・慶應義塾大学商学部卒
・父は実業家の瀧本泰行
瀧本憲治氏の著書である「セカンドマネーを創りなさい!」を読んだところ、危なっかしい考え方は随所にみられるものの、全体的にはビジネスで利益を上げる力のある人物だと判断しました。
2018年3月期の決算情報は「売上32.9億円・純利益4.6億円」となっています。本業で利益が上がっているのであれば、スタッフ、システム、コンプライアンス強化にお金がかけられると判断しました。
どちらにせよ全てを完璧に見通すことはできません。
このようにまとめてみても、当時の考え方や目の付け所は悪くなかったと思います。
反省点は経営者(瀧本憲治社長)をもっと厳しく評価すべきでした。
今後の具体的な分析方法としては「どのような人間と付き合いがあるのか?」を重視しようと思います。Googleのページランクのようなシステムです。
失敗によるダメージを最小限に抑えながら、分析力を強化し続けたいと思います。
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