東京都区部で投資用マンション販売とサブリースを展開している企業です。主力商品は投資用ワンルーム型マンションのXEBEC(ジーベック)シリーズ。その他に分譲事業、賃貸管理事業、海外不動産販売事業、ホテル事業、不動産証券化事業もおこなっています。
上場 | 東証二部(3469) |
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監査法人 | EY新日本(四大監査法人) |
連結決算報告によると3期連続で黒字を達成しています。
監査法人がEY新日本なので信頼感が高いです。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 当期利益 | 自己資本 |
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2016年6月期 | 69.9億円 | 4.1億円 | 2.1億円 | 9.2億円 |
2017年6月期 | 96.9億円 | 4.5億円 | 2.2億円 | 13.8億円 |
2018年6月期 | 97.8億円 | 5.6億円 | 3.2億円 | 16.9億円 |
現金が13.4億円ありますが、短期借入金14.4億円と1年内償還予定の社債&借入金が3.8億円あるので財務に大きな余裕があるわけではありません。
2006年 | 株式会社デュアルタップを設立。 |
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2007年 | 投資用ワンルーム型マンションXEBECシリーズを販売開始。 |
2011年 | 賃貸住宅の管理・仲介事業を開始。 |
2012年 | 海外現地法人を設立。ホテル事業を開始。 |
2013年 | 建物管理事業を開始。 |
2016年 | 東京証券取引所JASDAQに上場。 |
2018年 | 東京証券取引所第二部に市場変更。 |
1977年 | 東京都生まれ。 |
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- | 都立文京高等学校卒業。 |
1996年 | 光通信に入社。 |
2000年 | フレッグインターナショナルに入社。 |
2002年 | 同社取締役営業部長に就任。 |
2006年 | 株式会社デュアルタップを設立。 |
ある意味ですごい経歴です。2000年に株価大幅下落(99.1%)を記録した光通信、2008年に負債257億円で倒産したフレッグインターナショナルを渡り歩いています。危険を察知する能力に長けているのでしょうか。取締役の藤村由美さんもフレッグインターナショナルの元社員です。
企業名 | 事業内容 |
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Dualtap Property Management | 不動産賃貸管理・仲介事 |
Dualtap International | 海外不動産に関するコンサルティングなど |
DUALTAP BUILDING MANAGEMENT | 海外高級コンドミニアム・商業施設の管理 |
デュアルタップ合人社ビルマネジメント | ビル・マンション等の建物総合管理 |
デュアルタップコミュニティ | 建物管理事業 |
DUALTAP MALAYSIA | マレーシアで不動産管理業 |
DUALTAP SINGAPORE | アジア投資家へのXEBECの販売事業 |
・デュアルタップ公式サイト
・Twitter - デュアルタップの公式アカウント
・Youtube - デュアルタップ×モーニングスター 特別対談
仮想通貨決済を導入したり、XEBEC(自社ブランドマンション)にTATERUのIoTサービスを導入したりと新しい取り組みに積極的な企業なので、面白味のある不動産投資型クラウドファンディングを提供してくれることを期待しています。
信頼性の面では「東証二部上場企業」が大きなアドバンテージとなります。今のところ業績は好調ですし、監査法人がEY新日本である点もプラス要素です。
評価 | A | Funds(ファンズ)の公式ホームページ |
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