日本初の船舶特化型クラファン「マリタイムバンク」がサービスを開始しました。
船舶と聞くとトラストレンディングの悪いイメージが思い浮かびますが、マリタイムバンクは船舶ブローカーや船舶ファンドで確かな経験を積んできた昼田将司氏が運営しています。
[参考記事] トラストレンディング事件を徹底解説&時系列まとめ
運営 | 日本マリタイムバンク株式会社 |
---|---|
設立 | 2020年2月14日(サービス開始は2022年3月) |
住所 | 東京都中央区新川2丁目9番5号 第2中村ビル3階 |
事業 | 第二種金融商品取引業、貸金業 |
親会社 | 株式会社オーシャントラスト |
役員 |
[代表取締役] 昼田 将司 [CFO] 片座雅志 |
利回り | 4.12~4.84%(目安) |
https://mobile.twitter.com/n_maritimebank |
2022年3月22日募集の冷蔵船1号ファンドでは「利回り4.84%、運用期間34ヶ月」、近日募集予定の冷蔵船2号ファンドでは「利回り4.12%、運用期間33ヶ月」となっています。
ファンド詳細ページはログインしないと見ることができません。
投資対象は「動く不動産」と呼ばれ世界中で売買が可能な船舶です。需要の高さは「日本の輸入物資の99.6%は船によって輸送」というデータからも分かります。
もちろん、抵当権を設定します。
代表である昼田将司氏はリーマンショック時にギリシャの船舶ファンドで働いており、船舶の差し押さえに奔走した経験を持ちます。
また、自身で船舶スクラップヤード事業を立ち上げたこともあります。
会社名 | 株式会社オーシャントラスト |
---|---|
設立 | 2008年2月 |
事業 | 船舶仲介業 |
役員 |
[代表取締役] 昼田 将司 [取締役] 竹内 剛毅 |
所在地 | 東京都中央区新川2-9-5 |
従業員数 | 7名 |
取引銀行 | 徳島大正銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行 西武信用金庫、東日本銀行 |
WEB | https://ocean-trust.co.jp/ |
1999年 | 同志社大学法学部を卒業 |
---|---|
- |
近鉄エクスプレスに入社 通関士の資格を取得 同期で1番最初にアメリカのアトランタでの研修に参加 |
2004年 |
海運の仕事をしていた父にシンガポールのシップブローカーを紹介してもらう シンガポールで中古船舶のブローカーとして仲介販売を開始 |
- |
ギリシャの船舶ファンドで働く リーマンショックにより船舶の差し押さえに奔走(2008年) |
2013年 | インドネシアで現地法人を設立(船舶スクラップヤード事業) |
2016年 | スクラップヤード事業をインドネシアの造船所に売却 |
2016年 | MIP株式会社を設立(船舶オペレーティングリースを多数組成) |
2020年 | 日本マリタイムバンクのためにMIP社を退社 |
[参考記事] 日本海事新聞「検船リポート条項導入の経緯と意義」
良いほうにも悪いほうにも決定打となる情報は見つかりませんでした。まだ、サービス開始から日が浅いので信頼性向上のための改善が進むことを願っています。
大きな不安材料は
あえて船舶投資をするメリットとしてはリスク分散です。
特に国内不動産投資に偏っている人は分散させるメリットが大きくなります。
ソーシャルレンディングは「銀行から融資を受けづらい業界でこそ輝く」という意味ではマリタイムバンクの船舶投資には納得感があります。
個人的にはソーシャルレンディングにおける選択肢が増えることは喜ばしいことなのでマリタイムバンクを応援しています。
しかし、ソーシャルレンディング投資家は過去に「詐欺」「杜撰な経営」「運営による見積りの甘さ」などにより痛い目にあっています。
船舶投資は不動産投資以上に敷居が高い(不安感が強い)ことは事実です。
現時点において積極的に投資したいとは思えません。
情報公開の強化(決算書やファンド詳細)などにより投資家との信頼関係を築くことで、地道に少しずつ拡大して欲しいと思います。
データセンター投資で利回り12%+アップサイドの「FUNDI」は危ないのか? | ||
みんなで大家さんに業務停止命令!さらに解約制度の一時停止を発表 | ||
東証STD上場企業が運営するB-Den(ビデン)を徹底分析!面白味のなさが魅力 | ||
Fundsの新機能「ファンド予約機能」って便利なの?メリット・デメリットを解説 | ||
高利回りの注目事業者「ヤマワケエステート」を徹底分析!利回り8.0~15.4% | ||
全記事の一覧 |