当サイト初登場の不動産クラファン「不動産BANK」を徹底分析します。
サービス開始からは2年が経過しており、利回り6%水準のファンドを出し続けることができる理由を探ります。
利回り6.0~8.0%のファンドを扱う不動産クラファンです。
投資対象は首都圏の中古一棟収益物件です。
上場企業並みの規模(売上:202億円、従業員数145名)を誇る株式会社ファミリープロパティが運営しています。
サービス名 | 不動産BANK(不動産バンク) |
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サービス開始 | 2021年3月 |
利回り | 6.0~8.0% |
運用期間 | 12ヶ月 |
劣後出資比率 | 10%程度 |
運営会社 | 株式会社ファミリーコーポレーション |
それなりの築年数が経過した中古一棟収益物件を扱うことにより、高利回りファンドを実現しています。
基本的には「大規模修繕によるバリューアップ」と「賃料アップを見込んだリーシング活動」が行われ、収益不動産として売却することで得られるキャピタルゲインが元本原資となります。
減価し切って土地価格に近くなった物件を扱うことで、収益性や資産性の低下リスクを抑えるメリットもあります。
投資対象エリアは人口流入数の多い首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に限定しています。
他の不動産クラファンと同様に優先劣後方式を採用しています。
最近のファンドの劣後出資比率は10%程度です。
会社名 | 株式会社ファミリーコーポレーション |
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代表者 | 冨吉 範明 |
所在地 | 京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 11F |
設立 | 2011年4月 |
関連会社 |
株式会社ファミリープロパティ ファミリーハワイリアルティ ファミリーロサンゼルスリアルティ |
従業員数 | 145名(2023年04月現在) |
URL | https://familycorporation.co.jp/ |
収益不動産に特化した不動産会社です。
売上高 | 202.3億円 |
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純利益 | 2.8億円 |
利益剰余金 | 7.7億円 |
株主資本 | 8.7億円 |
総資産 | 82.4億円 |
上場企業並みの好決算です。
オープンハウス出身のカリスマ営業マンです。
オープンハウス時代は、朝6時に出社し、夜中2時まで仕事をしていたそうです。
・高利回り(6~8%)
・ちょうど良い運用期間(12ヶ月)
・首都圏エリアの物件
・築古物件の大規模バリューアップ工事
・劣後出資比率10%程度
・事業者はそれなりの規模
総合的に判断すると投資対象としては悪くありません。
注意点としては自分自身で立地をしっかりと確認することです。
運営会社が「中古アパート販売実績で日本一」だからといって、確認作業を怠ってはいけません。
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