決算期 | 2018年1月期 | 2017年期月 | 2016年1月期 |
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売上高 | 3.82億 | 1.48億 | 1.55億 |
営業利益 | -1.82億 | -0.86億 | +0.2億 |
当期利益 | -1.24億 | -1.43億 | -0.11億 |
自己資本 | 14.10億 | 8.34億 | 9.78億 |
事業セグメントは、ITサービス(19%)、自社ビル賃貸(11%)、金融関連(70%)です。
maneoの決算は「売上32.9億円・純利益4.6億円」、クラウドバンクの決算は「純利益5.6億円」であることを考えると、上場企業であることが「規模の大きさ」や「財務の良さ」の目安にならないことが分かります。
1996年2月 | 寺井和彦氏が株式会社デジタルデザインを設立。(大阪市) |
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1999年7月 | オリジナルコンピューターおよび周辺機器の設計を目的とした子会社の株式会社アクアリウムコンピューターを設立。 |
2000年06月 | ナスダック・ジャパン市場に上場。 |
2007年11月 | 不動産仲介および販売代理等の事業を開始。 |
2007年12月 | 株式会社インテラ・ブレーン(現 DDインベストメント株式会社)の全株式を取得し子会社化。 |
2008年11月 | 資格試験運営サービス事業を展開する株式会社UML教育研究所の株式を取得し子会社化。 |
2012年02月 | 株式会社リミックスポイントより、捜査支援用画像処理システムおよび企業向け動画共有サイト構築ソフトを事業移管。 |
2016年07月 |
寺井社長の経費利用(672,388円)が不適切であることを発表。 |
2016年10月 | 創業者の寺井和彦氏が代表取締役社長から取締役に異動(社長退任)。 |
2016年10月 | Jトラストの藤澤氏による同社株式の大量保有提出(31.96%)。 |
2017年05月 | デジタルデザインをSAMURAI&J PARTNERS株式会社へ商号変更。 |
2017年10月 | 投資銀行事業およびFintech事業を展開しているAIP証券株式会社(現 SAMURAI証券株式会社)の株式を取得し子会社化。 |
2017年11月 | 第三者増資により6.92億円を調達。割当は藤澤信義氏に210,000株、 田口茂樹氏に84,000株。 |
2018年06月 | 第三者増資により4.99億円を調達。割当は田口茂樹氏。 |
創業時はECサイト構築やミドルウェア開発で業績を伸ばしていきましたが、ナスダック・ジャパン上場後の業績は冴えず、「不動産」「投資コンサルティング」「資格試験運営」などに手を出しています。
ソーシャルレンディングサービスの「SAMURAI(元スマートエクイティ)」が子会社になったのは、Jトラスト藤澤氏が筆頭株主となった後です。
色々と調査を進めていった結果として分かったことは「現在はJトラスト傘下の企業」ということでした。Jトラストは売上700億円を超える大企業で、アジア圏での金融事業を主軸にしています。国内では2012年に武富士を事業承継したことで有名です。
※正確にはJトラスト傘下ではなく、藤澤信義氏の個人所有です。
Jトラストの業績は2016年~2018年にかけて3期連続で赤字になっていますが、2018年の営業利益はプラスになっているため今後を見守っていきたいと思います。
藤澤信義氏についてのさらに細かい調査も進めたいところですが、私はSAMURAIのファンドには投資していないため、このあたりで止めておきます。
経営者交代の内紛はともかくとして、寺井和彦氏が代表を務めていたころに比べれば信頼性はアップしました。Jトラストの自己資本は1,443億円もあります。
評価 | B | Alterna Bank(オルタナバンク)の公式ホームページ |
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