このファンドは完売済みですが、後学のために分析してみようと思います。
募集開始 | 2019年6月21日 10時 |
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利回り | 6.5% |
運用期間 | 約24ヶ月 |
募集金額 | 6億7,000万円 |
資金使途 | 借手が長野県北佐久郡軽井沢町で行うリゾートホテル開発のための、土地の購入代金及び建物の建築資金の一部 |
返済原資 | ホテル事業の運営を前提としたリファイナンスもしくは売却 |
連帯保証 | 借手の親会社 |
担保 | 担保価値:4億5,500万円(予定貸付総額11.7億円の38.9%) |
貸付金利は「投資家利回り6.5%+管理手数料率1.5%」の8.0%です。
担保価値に「建築予定の建物(完成後に抵当権設定)」「借手の株式(質権)」「コンビニの賃料債権(質権)」は含まれていません。
建築予定 | リゾートホテル。木造2階建、客室数44部屋。平均30㎡。 |
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所在地 | 長野県北佐久郡軽井沢町 |
周辺開発状況 | 既に避暑地としてホテルや旅館が多数建築されているものの、秋から冬のシーズンにかけての観光客数も増加傾向で、2018年には4件のホテル・旅館の建築確認申請が出されるなど、今後も需要の増加が見込まれます。 |
スケジュール | 2020年1月までに近隣説明、行政との事前協議等を行ったうえで開発許可と建築確認を取得し、2020年2月から着工して2021年3月の竣工を予定。 |
私は月1回以上は軽井沢に行くので非常に好感度の高いエリアです。部屋の広さは「鹿島の森(ホテル)」と同じぐらいなので、ちょうど良いサイズ感です。完成後はすぐに泊まりに行きたいと思います。
・三井ガーデンホテル銀座プレミア:18.5㎡(さすがに狭すぎた)
・丸ノ内ホテル:24.8㎡(不満はない広さ)
・鹿島の森:31.0㎡(リラックスできる)
・椿山荘東京:45.0㎡(少し高級感)
・アマン東京:71.0㎡(ラグジュアリー)
軽井沢というエリアの需要は非常に高く、近年は中国人の観光客や別荘購入者が急増しています。
・借手
・借手の親会社
・デザイン監修
・施工会社
・ホテルオペレーター
これらが実名公開されています。
デザイン監修はとても有名な会社です。
SB社 | SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド15号の借手。 |
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SB社の親会社 SK社 | 勢いのある企業です。クラウドファンディングを積極活用しています。従業員の半数以上が大手総合商社やメガバンク出身者とのこと。 |
R社 | SK社の元代表が社長を務める企業。韓国の大手企業グループの日本法人で、グループ企業には野村ホールディングスとの共同出資会社もあります。 |
軽井沢リゾートホテル案件です。軽井沢はブランド力が非常に高いエリアなので、他エリアのリゾート開発案件に比べるとリスクは低く感じます。
どちらにせよSBISLの目利き力を信じて、SBISLが募集する全ファンドに適切に分散投資していくのが好ましいと考えています。
今回は少なめに100万円を投資しました。
評価 | 休止 | SBIソーシャルレンディングの公式ホームページ |
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とございますが、不動産担保ローンは毎回同じ業者への貸付けになるので分散の意味があるのか疑問です。
ご見解をお聞かせいただければ幸いです。
宜しくお願い致します。