以下はJCサービスの発表内容を分かりやすくまとめたものです。
原文はPDFで配布されています。
No | 対象ファンド | 募集額 | 状況 |
---|---|---|---|
① | 太陽光発電所2案件 | 約7.7億円 | 売却契約が完了(GILに返済完了) |
② | バイオマス発電所1案件 | 約7.5億円 | 契約が完了 |
③ | 太陽光発電所3案件 | 約15.6億円 | 契約が完了 |
④ | バイオマス発電所2案件 | 約10.0億円 | 契約が完了 |
⑤ | バイオマス発電所2案件 | - | 早々の契約締結を見込んでいる |
⑥ | 海外水力発電所1案件 | 約2.5億円 | 売却契約が完了(GILに返済完了) |
⑦ | バイオマス発電所1案件 | 約17.5億円 | 契約が完了 |
・これらによりGIL社による募集総額の80%程度に返済の目途が立つ
・契約の詳細については契約相手に対する守秘義務があるので開示できない
・maneoマーケットから要請された②③④の情報は開示済み
先日のmaneoマーケット発表の「②③④の情報開示を要請中」の部分は投資家に誤解を与えるものとして大変遺憾に思っている。
海外水力発電所1案件(2.5億円)と供託金7.5億円の合計約10億円が、GIL社からJCS社に送金されていた件に関してのmaneoマーケットの掲載は、十分調査せずに掲載した不十分な情報であり、JCSとGILが回答した内容が十分反映されていないため投資家に誤解を与えている。
1 | maneoマーケットとGIL社の間で投資家への返還方法についての見解の相違が発生。 |
---|---|
2 | 見解の相違により償還までに相当の時間を要することは明らか。 |
3 | maneoマーケットのファンド管理システムに高額な取扱手数料が発生し続けている。 |
4 | ファンド管理システムの取扱手数料による投資家の元本毀損を防ぐために、留保資金を1ヶ月程度運用することにした。 |
1 | 2018年7月5日にGILへ約7.5億円が返済された。 |
---|---|
2 | maneoマーケットがシステム利用を認めなかったため、東京法務局に供託した。 |
3 | 4ヶ月以上にわたり供託金の投資家への早期償還を求め続けたが具体的な協議が進むことがなかった。 |
4 | 投資家に償還される見込みのないまま供託された状態が続くことは投資家保護の見地から好ましくないものと判断し、2018年11月20日付けで供託金の取戻しを請求。 |
5 | 取り戻した供託金は「より多くの償還原資を確保するため」に、JCサービスに対する貸付けを実施することにした。 |
6 | 償還方法に関する協議が整えば、繰上返済をして供託金の償還を実施する予定。 |
一刻も早い償還を行うべく、今後もММ社や、ММ社を通じて当局を含む関係各所に対して、「投資家間の公平性、投資家保護」に向けてご理解が得られるように働きかけを行うとともに、その一刻も早い実現のための調整を進めてまいります。
恐ろしく子供じみた言い訳に思えてしまいます。
maneoマーケットに対して腹が立っているのは伝わってきますが、投資家に無断で供託金を貸し付ける(しかもJCサービスに対して)のは完全にルール違反です。
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