少子高齢化などで経済発展の見込めない日本国内よりも成長機会に恵まれた海外のファンドに投資したいと考える人は多いと思います。
海外投資ソーシャルレンディングで重要な指標である政策金利をみても、
日本 | -0.10% |
---|---|
アメリカ | 1.50~1.75% |
ブラジル | 4.25% |
ロシア | 6.50% |
トルコ- | 11.25% |
となっています。
身近なところに目を向けて30年固定住宅ローンの平均金利を比較してみると、日本が1.2%程度なのに対して、アメリカでは4.0~5.0%もあります。
これだけでも融資ビジネスにおける環境差がはっきりと分かります。
[参考記事] ソーシャルレンディングとは?
海外案件ソーシャルレンディング投資ならここで決まり
サービス開始 | 2013年1月 |
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期待利回り | 4.0~11.0% |
運営の信頼度 | ベンチャー企業ではあるものの株主には伊藤忠、マネックス、第一生命、三菱UFJ、LINE、SBIインベストメント、YJキャピタルなどの錚々たる顔ぶれ。代表の杉山智行さんは東大 → 大和証券SMBC → ロイズ銀行東京支店のキャリア。 |
海外投資ソーシャルレンディング事業者の先駆けであり最大手です。株主には伊藤忠、マネックス、第一生命、三菱UFJ、LINE、SBIインベストメント、YJキャピタルの錚々たるメンバーが名を連ねており、運営の信頼性は確保されています。
利回りや融資先といったファンド条件の良さはもちろんのこと、月2回募集(18本前後/回)という安定したファンド供給、延滞案件に対する誠実な対応などにより投資家から絶大な人気を集めています。
海外投資を主軸にするならクラウドクレジットの登録は必須です。
海外案件も多い国内最大級のソーシャルレンディング事業者
サービス開始 | 2013年12月 |
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期待利回り | 5.0~7.0% |
運営の信頼度 |
大株主は代表の金田創さん(灘高 → 東大 → モニターカンパニー日本支社)。超有名企業役員の出資もあり。 バックボーンの信頼性の低さを、第一種金融商品取引業者、横浜市との提携、成海璃子さん主演のテレビCM(テレビ東京)などで補っている。 |
ソーシャルレンディング業界2位の運用額を誇る事業者です。太陽光発電、バイオマス発電、水力発電といった国内の再生可能エネルギーファンドを得意としています。
以前から海外投資には力を入れており、米ドル口座を持てるのはクラウドバンクのみです。海外ファンドは「カリフォルニア不動産ローンファンド」や「香港中小企業支援型ローンファンド」などを提供しています。
国内ファンドと海外ファンドをバランスよく投資したい人には最適な事業者です。
社会的インパクト投資に特化したソーシャルレンディングサービス
サービス開始 | 2018年3月 |
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期待利回り | 5.0~8.0% |
運営の信頼度 | 鳥取銀行や山陰放送が株主。代表の伊藤慎佐仁さんはSBIホールディングスの取締役を務めた経歴。超有名なエンジェル投資家である谷家衛さんも出資している。 |
クラウドクレジットと同じく海外案件を主軸とする事業者なので2位に入れたかったのですが、ファンド募集数が少ないので3位での紹介となります。
投資家の金銭的リターンと社会貢献を両立させるため、マイクロファイナンス機関に融資することで、貧しい人々の経済活動や将来設計をサポートしています。
マイクロファイナンス機関の平均融資金利は20~40%と言われているため、投資家へのリターンも十分に期待できます。
ネクストシフトファンド(NEXT SHIFT FUND)公式サイト
国内ソーシャルレンディング最大手!海外案件もいくつか提供
サービス開始 | 2011年3月 |
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期待利回り | 4.0~8.0% |
運営の信頼度 |
SBIグループなので信頼性は抜群。 SBIファイナンシャルサービシーズ(自己資本1,824億円)の子会社。 |
ソーシャルレンディング業界のリーディングカンパニーです。圧倒的な事業者信頼度、高めの利回り、大規模なファンド募集、延滞案件を適切に処理した実績により抜群の人気を集めています。
海外案件にはあまり力を入れている印象はありませんが、SBISLカンボジア・モビリティローンファンド、カンボジア技能実習生支援ローンファンド(終了)などを募集しています。
海外投資を主軸にするならメイン事業者にはなりませんが、それでも口座開設しておく価値のある事業者です。
個人的にはデフォルトも加味した期待利回りが同じであるなら国内ファンドに投資すれば良いと考えています。
しかし、国内のソーシャルレンディング市場を牽引してきた「太陽光発電ローン」「東京の地価上昇を基盤とした不動産ローン」「インバウント需要狙いのホテル建設」といった資金需要はいずれは無くなったり減少したりします。
その時に海外投資ソーシャルレンディングは心強い投資先となります。
私の場合、主軸はSBIソーシャルレンディングですが、2番目に投資額が多いのはクラウドクレジットです。常に悪いケースを想定して、次の戦略を考えておくことが大事です。
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