複数の投資家がお金を出し合って、ファンドとして不動産に投資し、その不動産から生まれる収益を分配する仕組みです。物件が値下がりすれば元本割れが発生しますが、各事業者とも優先劣後方式を採用しているため、損失の1~3割を負担してくれる仕組みになっています。
不動産クラウドファンディングに投資するなら外せない事業者
サービス開始 | 2018年11月 |
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期待利回り | 4.0~5.0% |
劣後比率 | 10% |
運営の信頼度 | 運営会社の株式会社ブリッジ・シー・キャピタルは受託資産残高300億円を誇る資産運用会社。代表の横田大造さんの経歴は「早稲田大学 → アクセンチュア → オリックス → 新生銀行 → BSC社長に就任」。 |
登録免許 |
不動産特定共同事業(1号・2号) 第二種金融商品取引業者 |
数億円規模(2~8億円)の大型ファンドを得意とする不動産クラファン事業者です。他社を圧倒するファンド募集額の大きさだけでなく、納得の利回り、魅力的なキャンペーン、積極的な情報公開により高い評価を得ています。
利回りは下がったが依然として人気は高い不動産クラファン事業者
サービス開始 | 2018年10月 |
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期待利回り | 2.5~4.0% |
劣後比率 | 20% |
運営の信頼度 | 運営会社のFANTAS technologyは売上107億円(2018年度)を誇る。2017年には東証1部上場企業「エボラブルアジア」の出資を受け、数年以内の上場を目指している。代表の國師康平さんの経歴は「近畿大学 → 木下工務店 → 28歳で起業」。 |
登録免許 | 不動産特定共同事業(1号) |
不動産クラウドファンディング業界を牽引してきた企業です。その功績は非常に大きいと思います。サービス開始当初は利回り10%のファンドを提供していましたが、最近は2.5~4.0%に落ち着いてきました。毎月安定して5本程度のファンドを募集している貴重な事業者です。
堅実性トップクラスの不動産クラウドファンディング事業者
サービス開始 | 2019年4月 |
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期待利回り | 3.4~3.8% |
劣後比率 | 30% |
運営の信頼度 | 運営会社は売上996億円を誇る東証一部上場企業の穴吹興産。50年以上の社歴も信頼を確保する要素。代表の穴吹忠嗣さんの経歴は「学習院大学 → 山種証券 → 穴吹興産入社」。 |
登録免許 |
不動産特定共同事業(1号・2号) 第二種金融商品取引業者 |
ファンド募集数は多くないものの運営期間の長さ(12ヶ月が多い)が魅力的な事業者です。運営の信頼性と高い劣後比率(損失の30%まではジョイントアルファが負担)を考慮すると堅実性トップクラスの不動産クラウドファンディングだと言えます。
期待の大型ルーキー!サービス開始時期の好条件ファンドを狙いたい
サービス開始 | 2020年2月 |
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期待利回り | 3.5~5.0% |
劣後比率 | 30% |
運営の信頼度 | 運営会社は売上215億円を誇る東証一部上場企業のプロパティエージェント。代表の中西聖さんの経歴は「西砂建設 → 大芳計画 → 27歳で起業」。 |
登録免許 | 不動産特定共同事業(1号・2号・3号) |
サービス開始したばかりの事業者です。不動産クラウドファンディング業界トップクラスの実力を持つ企業なので今後の展開が楽しみです。サービス開始時期の好条件ファンドを積極的に狙っていきましょう。
好立地のハイグレードデザインマンションに投資できるサービス
サービス開始 | 2019年2月 |
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期待利回り | 4.3~4.6% |
劣後比率 | 30% |
運営の信頼度 | 運営会社のエスグランドコーポレーションは売上100億円を誇る(グループ売上200億円超)。滝藤賢一さん主演のテレビCMで知名度が高い。代表の湯藤善行さんの経歴は「宇都宮大学 → 日神不動産 → エスグランドコーポレーション入社」。 |
登録免許 | 小規模不動産特定共同事業者(上限あり) |
好立地のハイグレードデザインマンションに投資できるサービスです。今のところファンド募集数は少ないのですが今後の期待を込めて5位のラインクインとなりました。グループ代表は不動産業界の風雲児と言われた杉本宏之さんです。
SYLA FUNDING(シーラファンディング)の詳細解説ページ
他事業者よりも利回りが高いので抽選には参加しておきたい
サービス開始 | 2018年7月 |
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期待利回り | 4.0~6.4% |
劣後比率 | 30% |
運営の信頼度 | 運営会社はマザーズ上場企業のGA technologies。代表の樋口龍さんは「帝京高校 → ジェフユナイテッド市原の育成選手として5年間所属 → 中堅不動産デベロッパー → 31歳で起業」。 |
登録免許 | 小規模不動産特定共同事業者(上限あり) |
ファンド募集間隔がまばらなので良い印象の無い事業者です。他事業者と比べると少し利回りが高いので抽選に応募しておく意味はあるかもしれません。ただし、運営期間は3ヶ月です。
今のところCREALが最もおすすめです。劣後比率が10%なのでリスクが低いとは言えませんが、元本変動のないREITという感覚で投資することができます。
ジョイントアルファは狙いがよく分かりませんが「運営の信頼性・劣後比率3割・利回り・運用期間」のバランスが良いので投資しやすいサービスです。
その他の事業者は基本的に「見込み客のリスト集め」を目的にしています。どの事業者も入口商品で投資家に損をさせるつもりはないと思いますが、運用期間が短いファンドが多いのが難点です。
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「小規模」登録だと積算で1億だかの制限があるようで
どうしても小規模、短期にならざるを得ず、
且つ前のをEXITしないと次のが組成できないという問題があるようです
(何で次々出さないんだよって思っていましたが法的制限がある模様)
まだ始まってないのも含めるなら
TREC Funding
なんかも