東証一部上場企業のグループ会社が運営する不動産クラファンを発見しました。
その名は「プレファン」です。
2021年11月に第1号ファンドの募集を開始しています。
名称 | プレファン |
---|---|
運営 | 株式会社プレサンスリアルタ |
設立 | 2018年4月(サービス開始は2021年11月) |
住所 | 東京都千代田区一番町5番地アトラスビル 6F |
株主 | 株式会社プレサンスコーポレーション(100%) |
役員 |
[代表取締役] 土井 豊 |
特徴 | 東証一部「プレサンスコーポレーション」が 開発・管理する不動産に特化した不動産クラファン。 |
東証一部上場企業の完全子会社というだけで信頼性は高いのですが、油断せずに業績や代表者経歴を調べていきます。
社名 | 株式会社プレサンスコーポレーション |
---|---|
所在地 | 大阪府大阪市中央区城見1丁目2番27号 クリスタルタワー27階 |
設立 | 1997年10月 |
上場 | 2007年12月 |
従業員数 | 単独 338人、連結 681人 |
事業 | 関西エリアを中心に投資用ワンルームやファミリー向けマンションを開発 |
株主 | オープンハウス 63.9% |
特徴 | 2021年度の全国分譲マンション供給戸数ランキングで1位 |
売上高 | 997.52億円 |
---|---|
営業利益 | 142.25億円 |
純利益 | 91.21億円 |
自己資本 | 1,474.01億円 |
自己資本比率 | 57.6% |
かなりの好業績です。
自己資本1,474億円も申し分ありません。
不動産クラファンの運営としてはトップクラスの信頼性です。
募集額の小ささもありますが、運営会社の信頼性に対して利回りが高い(約5%)ことから応募殺到となっています。高めの劣後出資比率(20~30%)もプラス要素です。
プレファンでも投資家のリスクを抑えるために優先劣後方式が採用されています。過去ファンドの劣後出資比率は「1号:30%、2号:30%、3号:30%、4号:20%」となっています。
・抽選倍率が高すぎて投資できない
・運営会社「プレサンスリアルタ」が小規模不動産特定共同事業者(解説)
運営会社の信頼性は「オープンハウスグループ、売上997億円、自己資本1,474億円」といった理由から申し分ありません。
この信頼性で「利回り約5%」という条件は美味しすぎます。
プレサンスコーポレーションがこの規模のファンドで投資家に損をさせるとは思えないため、リスクはかなり低いと判断できます。
一番の問題は「投資しづらさ」です。
期待せずにコツコツと申し込みを続けられる人は、登録しておいて損はありません。
データセンター投資で利回り12%+アップサイドの「FUNDI」は危ないのか? | ||
みんなで大家さんに業務停止命令!さらに解約制度の一時停止を発表 | ||
東証STD上場企業が運営するB-Den(ビデン)を徹底分析!面白味のなさが魅力 | ||
Fundsの新機能「ファンド予約機能」って便利なの?メリット・デメリットを解説 | ||
高利回りの注目事業者「ヤマワケエステート」を徹底分析!利回り8.0~15.4% | ||
全記事の一覧 |