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CREALの2023年3月期決算を分析!不動産クラファンでトップクラスの信頼度

投稿日:2023年7月28日 | 執筆:カナメ先生
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CREAL 2023年3月期通期 決算情報

CREALの2023年3月期決算の分析です。
上場企業と言えども油断せずに安全性をチェックします。

※この記事は株式投資家向けではなく不動産クラファン投資家向けです。

CREALの財務状況(2023年3月期)

CREALの貸借対照表

流動資産198.34億円
固定資産16.57億円
流動負債164.72億円
固定負債19.08億円
純資産31.11億円
総資産214.92億円

・自己資本比率:14.47%
・流動比率:120.41%
・固定比率:53.26%

標準的な財務状況です。
CREAL投資家にとって純資産31.11億円は安心材料になります。

CREALの業績(売上高・利益)

CREALの売上高と粗利益推移グラフ

-2022年3月期2023年3月期前期比
売上高105.81億円164.36億円+55.3%
総利益15.54億円22.06億円+42.0%
営業利益3.13億円5.47億円+74.5%
経常利益2.56億円4.96億円+93.0%
純利益1.72億円3.36億円95.0%

大幅増収を達成しています。
2024年3月期も+47.3%の増益を見込んでいます。
株価の高さ(PER 88.48倍、PBR 13.70倍)は成長率が評価されているようです。

セグメント別の業績(3セグメント)

CREALの事業セグメント

-CREALCREAL
PARTNERS
CREAL
PRO
売上高10,2234,8321,380
総利益965544696
総利益率9.4%11.3%50.4%

どのセグメントも十分な利益を確保しています。
PROに関してはAMサービスのフィー収入なので利益率が高くなっています。

クラウドファンディング事業について(CREAL)

CREALのアロケーション(運用資産内訳)

理想的な速度で拡大しています。
投資物件のバリエーションも広がっています。

CREALの成長戦略(提供商品の拡充)

インフラファンドやJ-REITなどと同様に、再生可能エネルギーやヘルスケア施設への拡大は自然な流れです。

加えて、倒産隔離型の3号4号ファンド、いつでも換金可能なオープンエンドファンドを計画しています。

カナメ先生の見解

相変わらず淡々と拡大を続けており面白味を感じませんが、この「面白みのなさ」こそがCREALの信頼性の高さであり長所です。

2018年12月にホテルアマネク(私も投資しました)の募集を行って以来、元本割れ0件で着々とファンド運用&償還を続けています。

利回りも4.0~5.5%程度あるので悪くありませんし、
運用資金が大きい人は会員プログラムの恩恵も受けられます。

CREALの会員ランク説明図

評価A+CREAL(クリアル)の公式ホームページ

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴23年。ソーシャルレンディング歴9年。運用資産4億円以上。
IT会社経営、薬局経営、新築アパート投資、株式投資、REIT投資、クラファン投資などの幅広い経験が武器であり、「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
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