AGクラウドファンディングの運営親会社である「アイフル」の決算情報です。
AGクラウドファンディングの運営会社は「AGクラウドファンディング株式会社」ですが、完全親会社(アイフル)の業績の方が重要だと考えています。
- | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 |
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株主資本 | 1,435.36 | 1,524.95 | 1,795.93 |
総資産 | 8,633.54 | 9,356.42 | 10,704.85 |
株主資本比率 | 16.6% | 16.3% | 16.4% |
営業収益 | 1,274.81 | 1,320.97 | 1,441.52 |
営業利益 | 175.30 | 112.42 | 237.24 |
経常利益 | 193.05 | 122.65 | 244.28 |
純利益 | 177.94 | 130.37 | 229.46 |
ROE | 13.6% | 8.2% | 13.5% |
・新規獲得件数は2006年3月期以降の最高件数を達成
・営業貸付金のうち無担保ローンが97.4%を占める
・新規ユーザーは18.9%(既存ユーザーが81.1%)
・営業貸付金利回りは14.3%
・貸倒消却率は3.2%
極めて好調な決算内容です。
総資産は1兆円の大台に乗り、株主資本も200億円以上の増加となっています。
・インフレによる生活コスト上昇
・新型コロナ感染者減少による経済活性化
これらが要因だと考えられます。
営業債権残高はアイフルの売上(営業収益)と直結する重要な指標です。
継続的な貸倒償却率の低下が見られます。
アイフルであっても30人に1人程度の割合で貸し倒れが発生していることを考えると、無担保ローンへの投資は極めて慎重におこなう必要があります。
また、アイフルの場合は表面利回り(営業貸付金利回り)が14.3%程度あるので、ある程度の貸し倒れは吸収することができます。
アイフルが金融機関から0.98%程度で資金調達していることを考えると、私たち投資家からの資金調達(ファンド)が利回り0.9%程度になるのは仕方のないところです。
WEB申込が95%です。
誰もがネットに接続する時代になったことが実感できます。
掲示板に
・東証プライム上場企業
・好決算(高利益、手堅いビジネス)
・貸付先が多数の個人
・株主資本比率が16.4%(1,795億円)
このあたりが判断材料になっています。
評価 | A+ | AGクラウドファンディングの公式ホームページ |
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