堅実な運営を続けている中堅ソーシャルレンディング事業者ポケットファンディングの募集総額が24億円を突破しました。公式サイトによると累計応募成立額は21.2億円となっています。
SBIソーシャルレンディングが1ファンドで41億円のファンドを組成していることと比べると小さな金額に感じてしまいますが、3年間かけて築いた堅実な実績は高く評価できるものです。
沖縄で20年以上の実績(創業1995年)を誇る地元大手ファイナンス企業「財前グループ」が運営するソーシャルレンディング事業者です。日本国内で稀な成長エリアである沖縄に関する案件で、LTV70%以下の保全性の高いファンドを提供しています。
短期間で急激に募集額を伸ばしているわけではなく、安定して着々と実績を積み重ねています。とても良い傾向です。急激な増加は危険なシグナルの可能性があるため注意が必要です。
日本経済研究センターによる都道府県別の中期経済予測によると、2020年までの実質経済成長率は東京をおさえて全国1位となっています。また、全国の人口が急激に減少していくなか、沖縄の人口は2025年まで伸び続ける点もプラス要素です。
新型コロナでは全国で最も大きな打撃を受けたと言われる沖縄ですが、「国内の他エリアより若い人口の比率が高い」「台湾や中国に近い」といった不変の優位性は長期にわたり保たれます。
SBIソーシャルレンディングとクラウドバンクの2強が業界を牽引し、上場企業が次々と参入しているソーシャルレンディング業界(不動産クラファン含む)ですが、2017年から堅実に実績を積み重ねているポケットファンディングには見逃せないソーシャルレンディングサービスです。
5.0%~6.0%程度の好利回りファンドを不動産担保付き(LTV70%程度)で募集している点も非常に魅力的です。
評価 | B+ | ポケットファンディングの公式ホームページ |
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