成長エリア沖縄でLTV70%以下の好条件ファンドに投資
評価 | B+ | ポケットファンディングの公式ホームページ |
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運営 | ソーシャルバンクZAIZEN株式会社 |
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設立 | 2015年12月(サービス開始は2017年8月) |
住所 | 沖縄県浦添市仲西3-15-5 財全GROUPビル |
株主 | - |
役員 |
[グループ代表] 池田 盛作 [代表取締役] 浦崎 直壮 [取締役] 立津 政憲 |
利回り | 2.4~6.2%(目安) |
口座種類 | デポジット口座 |
入金銀行 | みずほ銀行 |
貸し倒れ | なし |
沖縄と言えば県民所得ワースト1位&失業率1位だったりと経済面では他県と比較して見劣りするイメージがあるのですが、近年では日本国内で数少ない成長エリアとして注目を集めています。
人口 | 人口増加率は国内トップクラス |
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年齢 | 15歳未満人口の割合が最も高い都道府県 |
地価 | 住宅地の基準地価上昇率が全国1位(2018年) |
観光 | 2017年にはハワイの観光客数を初めて上回る(939万人) |
地理 | 台湾や中国に近いためインバウンド需要が大きい |
ポケットファンディングを運営する「財全グループ」は、沖縄で不動産担保ローン、軍用地の活用、ファクタリング、不動産、M&A、バイオマス発電などを営む企業です。20年以上の実績(創業1995年)に加えて、沖縄県内でテレビCMを放映しているため沖縄での知名度が高い企業です。
ソーシャルレンディングにおける不動産担保の目安はLTV80%です。
ポケットファンディングでは安全性を高めるためにLTV70%以下を基準にしています。さらにファンド募集ページでは不動産担保情報が詳しく掲載されており、エリア、抵当権順位、先順位額などが分かります。
ポケットファンディングでは運用中ファンドのモニタリングレポートを公開しています。モニタリングは回収見込み状況をチェックするものであり、融資先の「収入・土地・建物」を対象にしています。
投資家期待利回りとの差は6.0%程度です。ポケットファンディングの手数料は2.0~3.0%弱とのことですが、財全ソリューション貸金業者でも手数料がかかっています。少し高いと感じますが、明確な回答には好感が持てます。
現時点では2015年3月期の純利益4,183万円、自己資本比率8.8%ということしか分かりません。財全グループへの信頼性は低くないため、業績開示することでさらなる信頼性アップを期待しています。
・沖縄という数少ない国内の経済成長エリアで融資が出来る
・業歴20年以上の地元大手ファイナンス企業が運営
・約3年間のソーシャルレンディング実績
・利回りが高め(3.0~7.0%)
・実質の手数料が高め(6.0%程度)
・LTV70%以下の不動産担保ローンファンドに投資できる
・沖縄特有の軍用地担保ファンドなどがある
小規模ながら堅実な運営を続けているソーシャルレンディング事業者です。
沖縄エリアは新型コロナの影響で観光客が激減していますが、沖縄という地域の本質的な魅力が損なわれたわけではありません。
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