抵当権 | 特定の債権を担保するためのもの。 |
---|---|
根抵当権 | 継続的な取引から生じる不特定多数の債権を担保するためのもの。 |
抵当権は「この土地を担保にして1,000万円のお金を貸します」という取り決めですが、根抵当権では「この土地を担保にして1000万円までのお金を貸す枠を設定します」という取り決めです。
この際に設定する枠を「極度額(きょくどがく)」と言います。
(1) 小分けで債権を設定したいときに便利。
(2) 柔軟性のある借り入れができる。(必要なときに必要な金額)
(3) 担保の再審査が不用。(手間が省ける)
(4) 抵当権設定登記費用が節約できる。
このように根抵当権を使うメリットは多く、ソーシャルレンディングでは、ほとんどの場合で根抵当権を利用しています。
根抵当権のメリットが多いことは確実なのですが、柔軟性が高い分、トラブル発生の原因にもなります。
例えば「極度額内での再借入れが簡単なので、お父さんがお母さんに内緒でお金を借りてしまう」「返済が終わってからも契約が維持されるので、いつでも大きなお金を借りられる状態が続いてしまう」といったケースが考えられます。
1 | 根抵当権 |
---|---|
2 | メザニンローン |
3 | ポンジ・スキーム |
4 | インカムゲイン |
5 | 元本一括返済 |
6 | エクイティ投資家 |
7 | オルタナティブ投資 |