これが2018年2月頃にソーシャルレンディング業界で話題になっていたJCサービスの決算情報です。いくつかのサイトで「当期純利益が3億2,006万円もある」と高評価を得ていました。
小さいながらも会社を経営している身としては「利益なんて会計操作で簡単に捻出できてしまう」と考えていましたが、もう少し詳しい情報が知りたくなり、JCサービスの内情に詳しいAさんに聞いてみることにしました。
ちなみに、監査法人(トーマツ)と数年前まで監査契約を締結していました。
トーマツからは、太陽光権利売却の売上計上は「代金全額回収が必須」と指導されていたため、架空計上は難しかったです。
業界内で嘘の売上計上が横行していたたため、金融庁から各監査法人へ通達があったと監査法人が説明してました。ちょっと形は違いますが、エステート24という詐欺業者の社長が逮捕された時期の後です。
毎年、監査法人と揉め、監査法人として適正な監査が出来ない。という結論を繰り返してました。その後、トーマツから三行半を突き付けられ、監査契約を破棄され、その後はやりたい放題です。
ちなみにJCサービスの監査役の関氏は同監査法人出身です。しかも相当地位が高かったらしいです。そういう方を招き入れているにも関わらず、三行半を突き付けられて契約破棄されるなんて相当ひどかったのでしょう。
契約破棄の理由は、下記3点。
特に②については聞く耳持たずという感じだったようです。
①売上計上などで、適切な会計基準を遵守しない。(指導に従わない)
②グレーな取引先と多額(5億円以上)の資金のやり取りがある。
③監査代金の支払遅延
*②については、当初「なぜ?」と思いましたが、数か月後に当該会社の代表(岡登和得氏)が補助金詐取(産経ニュース)で逮捕されました。②の5億円はだまし取られただけです。(社員全員で反対したが社長独断で支払いを決定)
その他、JCサービス(=中久保社長)が懇意にしている(していた)逮捕者です。
・稲川貴久氏(産経ニュース)
・堀友嗣氏(ニュース解説プラス)
*未確認情報ですが、稲川氏と中久保社長は共同で会社(環境プロパティ)を設立し、JCサービスから資金を移動していた疑いもある(あった?)らしいです。稲川氏逮捕時には会社HPも存在してたと記億してます。現在、会社が存続しているのか等は不明です。
予想以上に詳しい情報を教えていただきました。「太陽光権利を売却したことにしただけ」というのはもはや会計操作とすら言えないレベルの粉飾ですね。
加えて「さすが4大監査法人(EY新日本、トーマツ、あずさ、PwCあらた)の一角を占めるトーマツはしっかり監査をしているのだな」と思いました。
ソーシャルレンディング会社を選ぶうえで1つの基準になります。
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こちらのコメントの中に、GILの内情について以下のように書かれております。もし可能でしたら、Aさんの方にこちらの内情の事実確認をお願いしてもらえないでしょうか?
以下引用です:
事実は?
GIL関係で投資された多くの方々に、事実をお知らせします。
現在、JCSが再生可能エネルギー関連資産の売却交渉を進めているのは事実です。
当初は7月中の決着を目指していたようですが、残念ながら未だクローズ出来ていません。
そのため資金繰りが急速に悪化し、8月からは給与未払いや整理解雇通告が発生しています。
このような状況に陥った要因は、
・資産売却が出来れば、全て丸く収まると楽観視していた経営陣の無策無能(代替案無し)
・環境省からの補助金返還命令やJC証券の免許取消、一連の不祥事報道(細野議員、GIL等)により実質的な反社組織として認定された事
・グレー認定の取引先以外は、JCSとの直接取引を行うことがレピュテーション上難しいため、取引交渉が上手く進まず、時間だけ浪費
・価格設定が評価以上 なぜなら売却交渉を一任されているコンサル会社の成功報酬が高額(売却代金の25%以上)で、その部分を織り込んだ価格設定になっている為
なお、コンサル会社代表はJCS社長との関係性が疑われるK女史
現時点では、売却交渉がある程度進んでおり10月決済予定との説明がありまし。
ただ不確定要因として、
DDにおける指摘事項
整理解雇実施、給与未払いでの提訴や労基署への告発による信用失墜
一部メディアからの告発記事
が挙げられ、取引破談の可能性も否定出来ないのが現実です。
その場合、一部経営陣は反社勢力への売却方針に切替る意向のようです。
結論としては、現在の売却交渉が無事完了すれば、投資家資金の多くは返済されると思われます。(返済率 50〜70%?)
ただその場合でも、売却代金の多くが返済(給与未払い等も含む)や高額コンサル報酬に充当される為、投資家への全額返済は難しいのが現実です。
社内でも、コンサル報酬に対する批判が出ましたが、全員が解雇解任されています。
マネオ社が7月の返済資金の受け取りを拒否し、供託する事になったのも、この事実をJCSと共有していたからです。
上記内容は、内部で説明された事や関係者からヒアリングしたものであり、ほぼ事実だと思います
あと名古屋の反社で武闘派の有名なところとお付き合いがあるようです。
去年からJCと取引のある会社に政治家関係と反社会的勢力について
特捜が聞き込みに入ってます。