[寄稿5] グリーンインフラレンディング東北メガソーラー案件の詳細調査

担保設定					資金調達
順位 番号	設定日	金額 (万円)		解除日	番号	募集日	返済期日	概要
3	H29.3.17	maneo	26,400		①	H28.7月	H29.7月	maneoで2.2億円募集
4	H29.3.28	EFI 仮登記	20,527		②	H29.3月	H30.4月	グリフラで4億円募集（1～21次募集）
5	H29.3.28	EFI 仮登記	9,905
6	H29.4.5	EFI 仮登記	7,623
7	順位変更：順位4,5,6の登記を第1順位へ
8	H29.4.28	EFI	2,628		③	H29.4月	H30.4月	グリフラで0.5億円募集
9	H29.5.10	EFI	2,371
10	順位変更：順位8,9の登記を第1順位へ
11	H29.7.14	EFI	1,943		④	H29.7	H30.4月	グリフラ4億円（22次募集）
12	H30.3.27	EFI	7,237		⑤	H30.3月	H30.10月	グリフラで4.5億円募集 （リファイナンス表示あり）
13	H30.4.2	EFI	16,609
14	H30.4.5	EFI	7,500
15	H30.4.10	EFI	9,656
16	H30.4.16	EFI	3,995

・②グリフラで4億円調達の際に設定した抵当権（順位番号4,5,6）を、第1順位へ順位変更している。これは、先順位のmaneo根抵当権について繰り上げ償還したためと推測される。

・②グリフラで4億円調達の際、募集画面では「根抵当権」を設定とあるが、実際の登記は「抵当権の仮登記」。

・③グリフラで0.5億円調達の際、当該抵当権（順位8,9）を第1順位へ変更している。これは、②グリフラ4億円調達の際の抵当権（順位4,5,6）が第2順位へ格下げされたという事。グリフラ4億円の投資家の保全面が悪化することになるが、そんなことをしても良いのか？

・④グリフラ4億円募集のうち、最後の22次募集分（1,943万円）の抵当権は、第3順位。第1順位（8,9）、第2順位（4,5,6）、第3順位（11）。