事業性資金支援ローンファンド1152号(案件1:DE社、案件2:AN社)
[募集] 2018年7月4日~
https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=5721
同案件は、44回に分けて総額14.1億円を募集。
現在38次募集(約12億円)まで完了しています。
中部地方の太陽光案件で、容量が10.5MW、土地面積が約23ha。
FIT権利と土地に担保設定。
具体的に転売先が購入について検討しているそうで、評価(=購入検討金額)は約24億円だそうです。
FIT価格は40円(だそうです。)
上記の情報だけから判断すれば、FIT権利+土地の評価が24億円というのは可能性はあるが、現実的には???
・近隣住民が反対しており、開発許可を得るのはハードルが高い。
(絶対無理という訳ではない)
・仮に開発許可が下りても造成費用が10億円程度必要。
・電力会社への支払いは済んでおり、別途費用は発生しない。
・転売先候補として、誰でも知ってる大企業グループが存在したが、結局買わないという結論になったらしい。
・中部地方のどこなのかは調査不足で不明です。
・開発許可が下りて、造成も済んでおり、明日から太陽光パネル設置工事ができる状態であれば、売却は可能。
・ただし、造成費用が10億円必要なので、24億円で売却できたとしても収支ゼロ。(手間暇を考えれば、大赤字)
・maneoはそんな事もわからないのか?なにかあるのか?
ちまたで、DE社とはJCサービスの事では?と噂になってるようです。
答えは、JCサービスではないが、JCサービスの親密取引先の関連会社のようです。
いつものオーバーローン借入で既存借入の償還資金に回そうとしていたが、今回の一件で新規募集は停止。
このままではグリフラがデフォルトを起こしてしまうが、グリフラで新規募集は出来ないし、JCサービスに直接融資することも出来ない。
じゃあ、別の会社に融資して、その資金をグリフラに回せば、今すぐのデフォルトは回避できる。
(↓次行は完全に私の想像です。)
とりあえず、5億円ぐらいの物件に14億円貸すので、差額の9億円をグリフラの7月11日の償還資金に回してよ。
という事ではないだろうか?
それでは、借入名義人にされたDE社(JCサービスの親密取引先の関連会社)はどうなるのか?
①借入金額以上で売却出来、利益を得ることになる。
②借入金額程度で売却出来、利益にはならないが大きな損害はなし
③当該案件は売却不可能で借金14億円だけが残り、最終的にJCサービスを恨む事になる。
*いつものパターンでは③になります。
アウトサイダーズレポートで6月8日付けの記事を参照ください。(←95%事実です。)
http://outsiders-report.com/archives/1101
また、当該maneo案件の投資家の方々はどうなるのか?
DE社が資産を保有していればそれを原資に回収は可能でしょう。
DE社の正確な名義がわからないため、なんとも言えません。
(今回のためだけに作ったペーパーカンパニーかもしれません。)
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