バンカーズ(Bankers)に第3弾ファンドの疑問点について詳しく教えてもらいました。対象ファンドは2月2日に完売となっていますが、投資力を上げるうえで役立つ情報なので、シェアさせていただきます。
比較表 | 第2弾 | 第3弾 |
---|---|---|
募集開始日 | 1月15日 | 2月2日 |
募集金額 | 5,500万円 | 3,300万円 |
利回り | 2.68%~3.45% | 2.73%~3.51% |
運用期間 | 4ヶ月 | 12ヶ月 |
カバー率 | 115% | 72% |
融資先信用度 | 3.5 | 3.9 |
担保・保証 | 5.0 | 4.3 |
公式ページ | Link | Link |
単純に繰越損失のみを想定していましたが、特別利益というケースもありました。特別利益の例としては以下のものが挙げられます。
・不動産などの固定資産売却益
・株式や証券売却による売却益(長期間保有)
・貸倒引当金の戻入益
・債務免除益
・前期損益修正益
保険料の管理方法が「振込先をバンカーズに指定」から「バンカーズが参照権限を持つ&質権設定」に変更になったことについて聞いてみました。
ただし、本ファンドでは国保・社保からの入金先となる借手名義の口座に対して、質権設定して差し押さえを可能とするとともに、当該口座の照会権限を当社に設定することで、回収の確実性を高めることやモニタリング機能の強化を図っております。
しかし、上記の措置を実施したとしても、入金口座が借手名義口座の場合の方が当社名義口座の場合よりもリスクが高いというのはご指摘のとおりであると考えます。
ただし、本ファンド全体のリスクについては、この点だけでなく、担保などその他の保全措置や借手の信用力など様々な観点を総合的に勘案して判断しております。
そこで、この点につきましては、本ファンド全体のリスク判断において考慮し、そしてリターン(予定利回り)を算定しております。
率直かつ丁寧な説明でとても好感が持てます。
融資額に対する担保(保険料)のカバー率が、前回の115%から今回の72%に下がったことについて聞いてみました。
ただし、(2)と同様に、本ファンド全体のリスクについては、この点だけでなく、その他の保全措置や借手の信用力など様々な観点を総合的に勘案して判断しております。
そこで、この点につきましては、本ファンド全体のリスク判断において考慮し、そしてリターン(予定利回り)を算定しております。
保険料の管理方法やカバー率が緩くなったことから、「バンカーズの今回の借手対する評価が高いはず」と考え、実際のところを聞いてみました。
融資先信用力については、融資先(借手)の経営基盤・業況・財務状況・外部機関格付といった様々な観点から当社で分析したものです。
本ファンドにおける融資先信用力は3.9点となっており、第1号における融資先信用力の3.5点よりも高いため、当社では本ファンドの借手の方が第1号の借手よりも信用力が高いと評価しております。
外部からでは0.4点の差(3.5点→3.9点)にどの程度の意味があるのか分かりませんが、「第2号ファンドの借手より評価が高い」ということは確実です。
今後の参考にしていきたいと思います。
融資先信用度は他のソーシャルレンディングサービスで公開しているところが少ないので嬉しい情報です。
ファンドの情報公開や質問に対する回答を見ると「とても硬派なサービス」という印象を受けました。
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