ソーシャルレンディングサービス「FUELオンラインファンド」を提供しているFUEL株式会社にメールによるインタビューをさせていただきました。
2020年2月にオープンしたソーシャルレンディングサービスです。
東証一部上場企業である「ADワークスグループ」「日本商業開発」「CRE」のグループ企業への融資ファンドを提供しており、高い人気を集めています。
「米国公認会計士、ドイツ証券投資銀行本部、急成長ベンチャー企業のCFO」のキャリアを持つ細澤聡希氏と、「リクルートコスモス、カーライル、三菱UFJ銀行」のキャリアを持つ徳毛雄一氏が代表取締役を務めており、経営陣の実績も十分です。
会社名 | FUEL株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-22-9 AD-O渋谷道玄坂2階 |
役員 |
[代表取締役] 細澤 聡希 [代表取締役] 徳毛 雄一 [取締役] 小川 喜之 [取締役CTO] 恵比澤 賢 |
企業サイト | https://www.fuelgr.co.jp/ |
開示済みの投資家としては、ソニーフィナンシャルグループと独立系国内最大手VCのグローバルブレインによるCVCが最大の株主です。
(1)
ファンド事業者を上場企業や監査を受けている非上場企業グループに限定しています。当然ですが、上場企業であればOKというわけではなく、資金繰りを含めた財務状況や事業実績、クラウドファンディングを取組む意義・継続性等を勘案してファンドの取扱いが可能かを判断しています。
(2)
不動産や金融のプロフェッショナルが、ファンド組成を進める上でのストラクチャリングやドキュメンテーション等の高度なサポートを行いプロジェクトファイナンスにも対応できます。
(3)
第二種金融商品取引業者として、当社が投資家保護の観点からファンドを厳格に審査しています。
(4)
1つのFUELアカウントで事業者もプロジェクトも分散して投資ができます。物流や海外不動産、底地など、これまでさまざまな商品をリリースしてきました。今後も新規事業者の参画が予定され、不動産タイプも増えていく予定です。
そういった多種多様な商品を1つのFUELアカウントで購入・管理できるのは「FUELオンラインファンド」の大きな強みです。
なお、FUELアカウントで「FUELオンラインファンド」、「CRE Funding」に加えて今後リリース予定の新たな事業者のクラウドファンディング全ての案件に投資ができるようになっています。
事業者のクレジットだけでなく、プロジェクト単位での安全性の分析も行っていることは特徴の一つと考えています。
独自サイトでは自社ブランドや商品の認知度向上という効果も期待できます。一方でFUELオンラインファンドでは独自サイトを展開する準備段階として検証的にファンド募集を行う場としても活用されていく予定です。
丁寧に疑問点に答えていただきました。
とてもありがたい情報です。
インタビューによる定性的な情報で信頼性を判断するのは危険ですが、
・経営陣の十分なキャリア
・ソニーフィナンシャルグループとグローバルブレインが最大の株主
・ファンド事業者を上場企業や監査を受けている非上場企業グループに限定
という事実ベースだけで判断しても有力サービスであることに間違いありません。
当サイトでもCRE Fundingへの評価は非常に高くなっています。
最大の懸念材料はファンドの募集量ですが「複数の独自サイトのリリース準備に入っている」との回答から今後への期待が大きくなります。
過去に業界最大手だったmaneoマーケットは独自サイトに信頼性の低い事業者を加えてしまったため大きな問題を起こしてしまいました。
しかし、独自サイトが全て上場企業で構成されているのであれば、プラットフォーム型の弱点を補う非常に魅力的なサービスになります。
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