注目の新サービス「TECROWD」にインタビューをさせていただきました。
「利回りの高さは魅力だけど、新興国の不動産投資は怖い」という方の投資判断に役立てていただければ幸いです。
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そこで中央アジアとよばれる地域ではまだ日本企業の進出は少なく、日本のゼネコンや建設会社が現地で貢献できる余白が多く残っています。
また、その中でも親日国である国、中華系の企業が進出しづらい国などを選定基準にしています。
大手と競合しないように明確な参入基準があるのですね。
その一方で現状では人口の7割以上がゲルと言われるテントを中心としたインフラの整備がせれていない簡易的な住居に住んでいて、近代的な住宅の開発が追いついていない状況です。
よって今後も開発は加速し、それに伴う経済の成長や開発市場の成長も見込まれます。
などから今後新規開発による住宅の需要が増え続けると判断しています。
人口は「モンゴル 322万人、カザフスタン 1,851万人、ウクライナ 4,439万人」です。
現状コロナの状況で日本人の渡航が制限されていますが、可能な範囲で日本人スタッフも駐在しています。
<外交>
内需が小さい分、中国、ロシアを中心とした隣国との貿易で成り立っている部分が大きい。こうした隣国との政治的な関係の影響により経済が大きく変動するリスクがあります。現状は良好です。
<産業構造>
豊富な地下資源による鉱業が産業の中心。鉱業がGDPの二割を占めており、国際的な資源価格の変動にさらされるリスクがあります。
<コロナの影響>
新型コロナウイルスによる経済への影響も日本に比べると深刻です。他方、ワクチンの接種状況は日本よりもはるかに進んでおり、厳しい規制は残っていますが、部分的に入国の規制も解除されたという情報があります。こうした状況が順調に推移すれば、中国、ロシアとの間の規制が緩和され、日本に比べると比較的早い時期に深刻な状況は脱するものと考えております。
建設コストが安く、供給が少ないため、利回りが高いようです。
TECRA社の決算情報チェックは必須ですね。
新興国における不動産開発事業への資金調達をスムーズに行いつつ、このスキームを通じて当社の事業成功により新興国の経済成長や建築技術の向上に貢献することを目的としています。
・現地の開発資金は日本の銀行から融資を受けづらい
・現地の金融機関からの借入は金利が高い
・TECRAの開発を加速するために資金が必要
モンゴルの各銀行では13%前後の金利で定期預金を提供しているため、日本の投資家からの資金集めが合理的な選択肢となります。
全ての質問に対して率直な回答をいただけました。
本質としてはTECRAの新興国開発プロジェクトに相乗りするイメージです。
・利回りが高い(8.0%)
・投資対象が完成物件
・物件の所在地が明確
・決算情報を公開している
・スタッフの顔が見える
・多くの実績がある
・不動産投資なのでインフレに強い
・日本の投資家からの資金集めは合理的な選択
これらの要素を考えると、悪くない投資先だと思います。
しかし、オーナーズブックやCRE Fundingに比べると確実にリスクの高い投資先ですので、投資割合は抑えておくことをおすすめします。
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