[太陽光発電ファンド第446号]
https://crowdbank.jp/funds/crowd/A00001381
JCサービス仙台案件(こちらのページで詳細解説)で間違いないようです。
クラウドバンク債務者のAH社ですが、
株式会社ブルーキャピタルマネジメント(http://www.bcm-co.jp/)のようです。
登記簿で確認したところ、不動産所有権が8月13日付けで同社に代わっています。エスクローファイナンスの担保は付いたままです。一方、FIT権利は8月末時点では変更を確認できませんでした。同社のホームページを確認すると、仙台大倉発電所(2021年8月稼働予定)が載っています。
1 | ブルー社の稼働予定は2021年8月となってます。一方、クラウドバンクの返済期限は2020年2月。これは、返済期限の2020年2月までに開発許可(林地開発)を取得して、事業開始の確実性を高めた状態で銀行等の低金利融資に切り替えるつもりだと思います。 |
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2 |
クラウドバンクの募集画面では、 本太陽光発電所は、一部報道等にある資源エネルギー庁第9回総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会等において買取価格の減額措置検討対象となっている太陽光発電所未可動案件には該当しておりません。 と記載されてます。
これは2016年7月末までに接続契約がされている案件は、いつ売電開始しても売電単価は変更なし。という従来の話を、2020年3月末までに売電開始無ければ単価21円以下に落とします。という新しい法律?に該当しない案件ですよというアピールです。 [外部ページ] 改正FIT法に関するよくある質問 - 運転開始期限 それは、設備認定後3年以内(古い案件は2020年3月末)までに売電開始しないと、「売電単価を下げる」もしくは「売電期間を短くする」というルールです。詳細は決まっていません。
2021年8月稼働という事は約1年半遅れとなるので売電期間が18.5年となり、約1.5年分の売電収入(約6億円)が本来の事業収入から減ることになります。 |
3 | クラウドバンクの募集画面では、最終的にいくら募集するのか不明でした。私が見つけられなかっただけかもしれませんが、募集総額が不明なままでは投資判断は出来ないと感じました。 |
この情報は普通に考えれば、投資家にとっては朗報かもしれません。
仙台案件の売却契約が締結され、購入者であるブルー社が資金手当てを始めたという事ですから、このまま順当にいけばJCサービスへ入金され、最終的にはGIF投資家へ償還されるわけですから。
理由や何か明確なものがあるわけではありませんが、なぜか嫌な胸騒ぎがします。
もし、契約が正当であり、回収の可能性が読めるのであれば、ガイアのように何か発表があっても良いと思います。それが契約から数か月経過(8月13日に土地名義変更が行われているため、それ以前に契約済みのはず)してもなんの発表もないのは、ちょっとおかしい気がします。
担保物件であるFIT権利の名義はどうなっているのか?
をGIF投資家は確認をしても良いのでは?
もし無断でFIT権利が名義変更されていたら、JCサービスは詐欺行為、債権者であるエスクローファイナンスは過失責任があると思います。
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