[参考記事] LENDEXの格闘技イベント案件「RIZINファンド」は危ないのか?
募集日 | ファンド名 | 利回り | 運用期間 | 完売時間 |
---|---|---|---|---|
11月12日 | 動産担保付きローンファンド 76号 | 8.0% | 6ヶ月 | 2分以内 |
11月14日 | RIZINファンド 1号 | 10.0% | 3ヶ月 | 20秒 |
11月14日 | 不動産担保付きローンファンド 77号 | 6.0% | 24ヶ月 | 53分 |
11月16日 | ローンファンド 78号 | 11.5% | 3ヶ月 | 1分以内 |
やはり、高利回りのファンドが人気です。不動産担保付きローンファンド 77号は(相対的に)利回りが低いことに加えて、運用期間が長いことも懸念材料になったのだと思われます。
投資を始めると「機会損失」という言葉に敏感になります。知らないでいる期間、動かないでいる期間、もっと高利回りのファンドに投資できた期間などは機会損失と考えられます。
しかし、私たちはプロの投資家ではありません。
大切なのはパフォーマンスを最大化することではなく、安全性を重視してコツコツと長期的に利益を積み重ねていくことです。それが複利の力を活かす最善の方法です。
たとえ自分が投資していない高利回りファンドが無事に完済されたとしても、機会損失を嘆くのではなく、感情を制御して一貫性のある投資戦略を取り続けた自分を誇りに思うべきです。
この記事は決してLENDEXを攻撃したいわけではありません。
しかし、最近ソーシャルレンディングを始めた方々は「みんなのクレジット」「ラッキーバンク」「グリーンインフラレンディング」「トラストレンディング」「クラウドリース」などの恐ろしさを経験していません。
知識として知っているのと経験しているのは別物です。
私も当時はグリーンインフラレンディングやトラストレンディングに怪しさを感じていたものの、10%を超える高利回りを魅力的だとは感じていたので、常に回避することができるのかは分かりません。
(常に回避するための戒めとしてこのような記事を書いている部分もあります)
「他人の方が得をしている」と考える投資家が増えると、どんどんリスク度外視のファンドが蔓延る要因となってしまいます。ソーシャルレンディング業界全体として、健全な事業者と健全な投資家が共に得をしていける方向性を願っています。
評価 | B | LENDEX(レンデックス)の公式ホームページ |
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