LENDEXに危険信号？募集額急増＆利回り上昇に危うさを感じる

※ サービス開始は2017年7月 / 創業社長は筧悦夫さん
① 田川徳彦さんが社長就任（元財務省）
② 深澤克己さんが社長就任（元みずほ銀行）

募集年月	募集総額	平均利回り	平均運用期間	本数	備考
2018年5月	3,855万円	8.0%	6.0ヶ月	5本
2018年6月	19,704万円	8.5%	8.8ヶ月	4本
2018年7月	6,001万円	8.0%	12.0ヶ月	1本
2018年9月	18,106万円	8.0%	10.0ヶ月	6本
2018年10月	30,002万円	8.0%	11.0ヶ月	2本
2019年1月	7,502万円	7.5%	11.5ヶ月	2本
2019年2月	6,093万円	7.3%	12.0ヶ月	3本
2019年3月	45,295万円	7.6%	12.0ヶ月	5本	田川徳彦さんが社長就任
2019年4月	18,812万円	8.0%	12.0ヶ月	2本
2019年5月	3,601万円	8.0%	6.0ヶ月	1本
2019年6月	39,809万円	8.3%	12.0ヶ月	9本
2019年7月	3,852万円	11.8%	6.3ヶ月	4本	深澤克己さんが社長就任
2019年8月	27,954万円	9.2%	6.4ヶ月	5本
2019年9月	27,005万円	10.8%	6.0ヶ月	8本
2019年10月	20,706万円	9.4%	8.6ヶ月	7本
2019年11月	29,200万円	9.8%	7.1ヶ月	8本	RIZINファンドを募集
2019年12月	33,200万円	10.1%	5.5ヶ月	10本
2020年1月	35,500万円	8.9%	8.6ヶ月	8本
2020年2月	67,807万円	10.4%	5.6ヶ月	14本

・募集額は急上昇
・利回りも上昇
・運用期間は短期化

という変化が見られます。投資家にとっては嬉しい変化ですが、逆に考えれば確実な実績を積むまでは警戒すべき状況とも言えます。

月あたり3～6億円の募集総額ですとクラウドクレジットやオーナーズブックと同レベルの規模です。2社との比較を表にまとめました。

事業者	平均募集額	平均利回り	平均運用期間	社員数
LENDEX	4.4億円/月	9.8%	6.5ヶ月	8名（役員含む）
クラウドクレジット	6.0億円/月	8.1%	19.5ヶ月	約70名
オーナーズブック	4.2億円/月	4.1%	25.0ヶ月	約50名

※平均募集額、平均利回り、平均運用期間は直近3ヶ月のデータを用いています。
※オーナーズブックは他事業の社員も含めた人数です。

募集額に対して明らかにスタッフの少なさが目立ちます。

短期とはいえ10%以上の高利回りファンドが並んでいます。
運用期間がバラバラな点もクラウドリースのようで不安になります。

ソーシャルレンディング業界で成長している企業の足を引っ張るようなことは言いたくありませんが、自分の中で違和感を感じた場合、それを投資家の皆さんに伝えて警戒を促すことがサイト運営者の義務だと考えています。

つまり、LENDEXの状況は私の判断では「要警戒」と言わざる負えません。

今後も数ヶ月おきにLENDEXの状況を監視し続けます。
何事もなく健全な運営が続くことを願っています。

評価	B	LENDEX（レンデックス）の公式ホームページ