不動産クラウドファンディングにおける「運営会社の倒産リスク」や「勝手に担保設定されてしまうリスク」について調べてみました。
ファンド財産である不動産がファンド運営会社名義になっているため、債権者による仮差押えや差押え等の対象となる可能性はあります。
ファンド運営会社が契約に反して、勝手に不動産を処分したり、ファンド財産である不動産に担保設定してしまう可能性はあります。
信頼できる運営会社を選択する必要があります。
非常に怖い状況であることが分かりました。
ソーシャルレンディングも不動産クラファンと同じようなリスクがあります。
つまり、運営会社の業績は非常に重要です。
情報の透明性が高い上場企業のほうが安心感が高いことは確実です。
また、トーセイは倒産隔離のためにSPCのスキームを採用しています。
倒産隔離のメリットがあるSPCですが、手間やコストがかかるようです。
担保設定に関しては登記簿をチェックすれば簡単に分かります。
登記ねっとで簡単に取得(PDF形式)できるので、心配な方は時々チェックしてみてください。1通500円です。
・新型コロナによる海外案件のリスク増加
・SBISL問題による再エネファンドへの不安
これらを事由からおすすめランキングを変更することにしました。
具体的には「オーナーズブック」と「CRE Funding」のランクアップです。
両サービスとも運営会社が好業績な上場企業であり、手堅い不動産担保付きです。
ファンド募集の少なさが難点ですが、現時点では安全性を重視しています。
評価 | A+ | CREAL(クリアル)の公式ホームページ |
---|
クラファン事業ごとの分配金スケジュール一覧!毎月、四半期、一括など | ||
利回り10%以上が当然!ヤマワケエステートの高利回りに釣られてもいいのか? | ||
大人気「AGクラウドファンディング」の現況分析!利回り4~6%は美味しい | ||
2024年のソーシャルレンディング&不動産クラファン投資で気を付けること | ||
COMMOSUSの新規登録ユーザー必読!申込キャンセルの罠を回避する方法 | ||
全記事の一覧 |
(財産の分別管理)
第二十七条 不動産特定共同事業者は、主務省令で定めるところにより、不動産特定共同事業契約に係る財産を、自己の固有財産及び他の不動産特定共同事業契約に係る財産と分別して管理しなければならない。
質問ですが営業者が契約違反した場合、罰則規定はあるんですかね?
> 9715さん
投資家全員が認識しておくべき情報だと思ったのでシェアさせていただきました。
素晴らしい問題提起、ありがとうございました。
私もトーセイの拡大を願っています。
となると、運営会社がやっている他の事業の内容や、その業績、
役員等に危険な人物がいないかなどの確認もした方がいいってことでしょうね。
当たり前といえば当たり前なことですが、改めて意識しなおす機会になりました。