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オーナーズブックを運営するロードスターキャピタル株式会社は2017年9月に東証マザーズに上場しています。
ソーシャルレンディング事業者の中で非上場から上場したのは初のことです。
マザーズはベンチャー企業向けの市場ですが、厳しい上場審査基準をクリアできる経営活動の健全性は確かです。
担保の中でも硬いとされる不動産物件を担保とするファンドだけを扱っています。
しかも、ほぼ全てが東京都心の物件なので不動産の中でも価値が安定しています。
最悪の場合、担保不動産を売却することで元本を回収することができますが、担保評価額を大きく下回った場合は一部損失が出る可能性もあります。
しかし、オーナーズブックはLTV80%までの貸付けしかしないので担保評価額を20%下回っても元本の損失は出ません。
不動産担保付きファンドで大切なのが担保評価の信頼性です。
オーナーズブックには社長を含め3名の不動産鑑定士がいます。
オーナーズブックは社外の大手鑑定会社の鑑定評価額も参照しているので、社内と社外両面から担保を評価することができます。
オーナーズブックの過去の実績を見ると、ほとんどのファンドが予定利回りを上回る利回り実績を出しています。
上回った利益をしっかり投資家に分配してくれる誠実な企業なのです。
オーナーズブックは2012年に上場してから財務諸表を公開しています。
売上高や経常利益など各財務指標を見ると順調に成長していることが分かります。
オーナーズブックのサイトで「SNS」→「ユーザー検索」を見るとSNS機能を利用している人の一覧を見ることができます。
投資家同士のメッセージのやり取りができるので、質問を投げかければ投資家目線の回答をしてもらえます。
まだまだ、盛り上がりに欠けている感じは否めません。
オーナーズブックの最小投資額は1万円です。
投資資金が少なくて分散投資しにくい人でも、オーナーズブックなら最小限の分散で安全に運用できます。
通常の貸付型とは違い、物件の運用や売却による利益に連動した配当を受けられるエクイティ型案件があります。
物件の運用実績に連動するため、リスクとリターンは高めになります。
今の所、過去に1度しか募集していませんが、実績次第では今後も増えていくかもしれません。
LTV80%以内のファンド組成を徹底しているオーナーズブックですが、案件ごとのページではその内訳が図でわかりやすく説明されています。
投資先がシニアローンなのかメザニンローンなのか?その割合はどれくらいなのかが一目瞭然です。
過去にデフォルトは1件も起きていません。
過去の実績を見ると早期償還が多く、かなり信頼性の高い借り手を厳選していることが分かります。
案件ごとにロケーション(立地)、稼働率単位、スポンサークレジット(貸し手の信頼性)の3つの指標でリスク分析がされています。
これだけで十分なリスク分析ができるわけではありませんが、オーナーズブック自身の評価なので確実な指標となります。
また、ビジュアル化されていると初心者にも分かりやすいですね。
オーナーズブックには専用のスマホアプリがあります。
案件リリース時にPCの前にいられない状況でもスマホから快適に投資操作が行なえます。
オーナーズブックは「1万円からはじめる不動産投資ブログ 」というブログで基本的な用語解説から最新ニュースや法律に至る、不動産投資に関するあらゆる情報を発信しています。
難しい内容が分かりやすく解説されているので初心者必見のブログです。
オーナーズブックはほぼ毎月無料セミナーを開催しています。
初心者コース、経験者コースに分け座談会形式で投資家の突っ込んだ質問に答えてくれています。
担保物件は大まかなロケーションは説明されていますが、物件が特定できるレベルの情報はありません。
過去の実績を見ると半数以上の案件が早期償還により終了しています。
投資家としては配当を受けられたはずの期間が減り、再投資までのロスも発生するのでデメリットになります。
しかし、期限前に全額返済できるくらい余裕のある財務状況の借り手に融資しているというのは安心できますね。
新規案件のリリースは1ヶ月に1~2件程度です。
安全性を重視するあまり、要件を満たすファンドの組成が難しいのでしょう。
オーナーズブックは業界でもトップレベルの人気があるので、案件がリリースされるとあっという間に募集額に達してしまいます。
募集額が数千万円の案件だとリリースされるタイミングで待ち構えていないと投資は難しいでしょう。
過去の利回りを平均すると4.7%程度です。
10%以上の利回りの案件を扱う会社と比べると、かなり低いと感じていまいます。
しかし、利回りとリスクが連動しているということを忘れてはいけません。
メザニン枠の投資案件も多いですが、全てではありません。
運用タイプに「シニア/メザニン」と記載されていても、メザニンローンは少額の貸付先2だけで、メインの貸付先はシニアローンというケースもあります。
当然ですが不動産市場の変動により、投資時よりも担保の評価額が大きく下落する可能性があります。
オーナーズブックの場合、すべての案件が不動産を担保としているので全案件が一斉に影響を受けます。
分散投資をする中で担保の種類も分散してリスクヘッジしていきましょう。
オーナーズブックはデポジット口座型なので、投資するときは予めデポジット口座に投資資金を振り込んでおく必要があります。
多数の案件に頻繁に投資する際は、振込手数料が節約できるデポジット口座が便利ですが、オーナーズブックは案件の件数が少ないのであまり意味を成していません。
デポジット口座への振込みと払い戻しは毎回手数料がかかります。
投資しようとして振込んだものの、瞬殺案件だったため投資できなかった場合は大変です。
手数料分の損をするか、次の案件リリースまでデポジット口座で眠らせることになります。
間違いなく業界トップクラスの低リスクファンドを提供している会社です。
それだけに人気も高く、現在はファンドの供給が追いついていない状態です。
今後の案件の大型化や件数の増加を期待したい企業です。
評価 | A+ | オーナーズブックの公式ホームページ |
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