カナメ先生
大事な資産を年3~5%で増やす技術を学ぶ場所
ソーシャルレンディング投資の学校
ブログ(1029)掲示板SL事業者ランキングファンド検索運営者紹介ふどクラ研究所

LCホールディングス・2019年3月期 第3四半期決算の解説

投稿日:2019年2月12日 | 執筆:カナメ先生
(本記事はアフィリエイトURLを含みます)
2019年2月8日(金)にLCレンディングの親会社であるLCホールディングスの「2019年3月期第3四半期決算」が発表されました。

時期(単位:億円)売上営利純利益純資産自己資本比率
2019年3月期第3四半期136.5414.2912.5164.5129.0%
2018年3月期第3四半期115.1712.591.4952.8816.7%

セグメント売上営業利益
①不動産賃貸関連事業69.226.89
②不動産ファンド事業8.30-0.02
③病院関連事業5.94-0.28
④SPC関連事業53.149.90
⑤その他事業4.413.12

注目ポイント

・株式会社ロジコムを連結から除外
・負債の大幅圧縮 260億 → 158億
・固定資産の大幅圧縮 313億 → 222億
・自己資本比率の改善 16.7% → 29.0%

私の見解 - 順調だが油断は禁物

先々のビジネスが上手くいくかどうかは分かりませんが、着々とバランスシート(資産/負債)のスリム化が進んでいます。ソーシャルレンディング投資家にとって非常に好ましいことです。

純資産も10億円以上積み増されて、64.51億円になりました。

ただし、営業利益14.29億円(経常利益18.53億円)に対する、匿名組合損益分配額11.48億円は非常に大きな割合を占めるため今後も油断はできません。

評価休止LCレンディングの公式ホームページ

関連記事:LCレンディング

LCレンディングの評価と評判
山中健司さんの経歴・評判 | LCレンディング
金子修さんの経歴・評判 | LCレンディング
LCレンディングス親会社・2019年3月期 第1四半期決算の解説
LCレンディングス親会社・2019年3月期 第2四半期決算の解説
LCレンディングがファンド募集休止!maneoファミリー脱退か?
LCホールディングスがソーシャルレンディングにおける資金調達停止の問題を報告
LCホールディングス・2020年3月期 第1四半期決算から期失の可能性を考える
LCレンディングの評判・口コミ
LCレンディング掲示板

カナメ先生
この記事を書いた人
21歳から投資をはじめて投資歴23年。ソーシャルレンディング歴9年。運用資産4億円以上。
IT会社経営、薬局経営、新築アパート投資、株式投資、REIT投資、クラファン投資などの幅広い経験が武器であり、「凡人なりに出来ることをコツコツと堅実に行うこと」がモットーです。
ソーシャルレンディング格付けランキング
ブログの同カテゴリ記事一覧

TRIAD社の2024年1月期決算分析!純利益6.6億円の好決算だが懸念材料もあり
アイフルの2023年3月期決算を分析!AGクラファンの安全性を考える
LENDEXの2022年12月期決算!5年ぶりの黒字だがまたしても代表交代
TSON FUNDINGに要注意!運営会社「TSON」が監査意見不表明を受ける
ジョイントアルファを運営する「穴吹興産」の決算分析!2023年6月期
全記事の一覧

一言掲示板 : 情報交換、改善希望、質問など
[3387] カナメ先生(2019-02-12 14:10:50)
> LC投資家さん

情報ありがとうございます。たしかに匿名組合損益分配額の推移を調べていくと第1四半期に集中していました。今後は落ち着いていくということですね。

[第1四半期] 9.44億円
[第2四半期] 10.51億円
[第3四半期] 11.48億円

LCレンディングの金利分に関しては65億円×5.5%で約3.57億円です。

[3384] LC投資家(2019-02-12 12:03:13)
14.3億のうち10億近くは第1四半期分で金沢のホテル売却に伴う分配です。
一時要因ですので問題無いと思います。
ソーシャルレンディング格付けランキング
Twitter