「社債に代わる新しい投資商品」を目指している注目のソーシャルレンディング事業者・Funds(ファンズ)の利回り、貸出先、募集額についてまとめてみました。
2019年1月にサービスを開始した新しいソーシャルレンディング事業者です。
「個人投資家と上場企業のWinWinの関係を目指したサービス」となっているため、低めの利回りに納得できるのであれば利用しない手はありません。
単純平均利回り | 2.94% |
---|---|
加重平均利回り | 2.75% |
募集額による加重平均利回りは2.75%です。
企業名 | 市場 | コード | 業種 | 募集総額 | 平均利回り |
---|---|---|---|---|---|
インテリックス | 東証1部 | 8940 | 不動産業 | 8.09億円 | 2.50% |
Kudan | マザーズ | 4425 | 情報・通信業 | 3.00億円 | 2.00% |
明豊エンタープライズ | JASDAQ | 8927 | 不動産業 | 2.79億円 | 4.10% |
イートアンド | 東証1部 | 2882 | 食品業 | 1.00億円 | 1.90% |
フィル・カンパニー | マザーズ | 3267 | 不動産業 | 1.00億円 | 3.00% |
デュアルタップ | 東証2部 | 3469 | 不動産業 | 0.69億円 | 4.60% |
アイフル | 東証1部 | 8515 | 金融業 | 0.50億円 | 1.80% |
サンセイランディック | 東証1部 | 3277 | 不動産業 | 0.50億円 | 3.00% |
イントランス | マザーズ | 3237 | 不動産業 | 0.30億円 | 4.50% |
ムゲンエステート | 東証1部 | 3299 | 不動産業 | 0.25億円 | 2.00% |
不動産業が75%を占めています。
情報・通信業(17%)は「Kudan」の1社です。
東証1部企業が57%を占めています。
・経歴の明確な経営者(藤田雄一郎さん、柴田陽さん)
・みずほキャピタルや伊藤忠商事が株主
・上場企業への融資
これらの要素を考慮するとソーシャルレンディング事業者の中ではトップクラスに危険度の低い事業者です。ただし、不動産業が多い、担保設定が無い、上場企業の中では小規模企業が多いという面から過信は禁物です。
今のところ不動産業が圧倒的なシェアを占めています。広告の必要対効果を考えると、どうしても単価の高い投資家向けサービスを展開している企業群に偏ってしまいます。
今後は不動産以外の業種にどのようにアプローチしていくのか注目です。
ただし、投資家にとって不動産業のシェアが高いこと自体に問題はありません。
個人的には「低利回りに不満が無ければ魅力的な投資商品」だと考えています。
評価 | A | Funds(ファンズ)の公式ホームページ |
---|
クラファン事業ごとの分配金スケジュール一覧!毎月、四半期、一括など | ||
利回り10%以上が当然!ヤマワケエステートの高利回りに釣られてもいいのか? | ||
大人気「AGクラウドファンディング」の現況分析!利回り4~6%は美味しい | ||
2024年のソーシャルレンディング&不動産クラファン投資で気を付けること | ||
COMMOSUSの新規登録ユーザー必読!申込キャンセルの罠を回避する方法 | ||
全記事の一覧 |