1980年 | 埼玉県北葛飾郡出身。 |
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- | 埼玉県立越ヶ谷高等学校卒業。 |
- | 早稲田大学商学部卒業。サイバーエージェントに入社。 |
2007年 | 友人3人とWEB構築やマーケティング支援を行う企業を創業。 事業成長が思うようにいかず歯痒い思いをする。2012年に上場企業に売却。 その際に事業マーケットと参入タイミングの重要性を感じる。 |
2013年 | クラウドバンク取締役に就任。サービス立ち上げに関わる。 成長産業のスピード感やスケール感を肌で感じる。 |
2016年 | クラウドポートを創業。 |
2018年 | 総額3.1億円の第三者割当増資を発表。 引受先はB Dash Ventures、AGキャピタル、みずほキャピタルなど。 |
2018年 | 第二種金融商品取引業の登録を完了。準備開始から1年4ヶ月を要した。 |
2019年 | ソーシャルレンディング「Funds」を開始。 |
クラウドバンクでサービス立ち上げや業務停止処分を経験しているアドバンテージは大きいです。業界大手に属していた優秀な人が新サービスを立ち上げて成功するケースはよく聞きます。
ソーシャルレンディングで多発している事業者トラブルのほとんどは経営者が原因です。まともな経営者であれば事業が上手くいかなくても、利用者が納得する終わり方を目指します。そうすれば次の事業に挑戦する際に信頼のできる仲間を集めることができるためです。
問題のある経営者は、投資家から資金を奪う計画を持っていたり、根拠のない楽観論で投資家に大きな被害を与えてしまいます。
そういった角度で考えると藤田さんはリスクの低い経営者です。みずほキャピタルやAGキャピタル(アイフル系)の資本が入っている点もプラス要素です。ただし、金融業界での経験が少ないので、個々の案件リスクには注意したいところです。
クラウドポートについて語るとき共同創業者である柴田陽さんの存在は外せません。1984年生まれ、東京大学経済学部卒、マッキンゼー出身、いくつもの会社を立ち上げて楽天や日本交通に売却した著名な連続起業家です。
これだけ優秀で経験豊富なパートナーがいることは藤田社長にとって大きな強みになります。また、クラウドポートは柴田さんがアメリカで見てきた「ALPHAFLOW」というサービスが原型になっているそうです。
最初は「情報サイトが投資型クラファンを開始?」と怪しく感じましたが、経歴や出資元を調べていくうちに不信感は無くなりました。Fundsは既存ソーシャルレンディングの問題をスキームの工夫により解消した素晴らしいサービスです。
評価 | A | Funds(ファンズ)の公式ホームページ |
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