上場企業への融資ファンドの組成で人気を集めているFunds(ファンズ)の決算情報を分析します。
2月1日(月)には第2回「メルカリ サステナビリティファンド」が募集されます。
回 | 決算期 | 発表日 | 純利益 | 利益剰余金 | 株主資本 |
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第2期 | 2018年3月期 | 2018年8月13日 | -0.77億円 | -0.88億円 | 2.37億円 |
第3期 | 2019年3月期 | 2020年2月27日 | -1.61億円 | -2.50億円 | 0.76億円 |
第4期 | 2020年3月期 | 2020年10月23日 | -3.35億円 | -5.85億円 | 4.10億円 |
単純に比較してはいけませんが、SBIソーシャルレンディングですら第9期までは赤字を続けており、第9期時点の利益剰余金はマイナス6.6億円になっていました。
Fundsには以下の大手企業が出資しており、自己資本には余裕があるので、まだまだこれからです。
Fundsの募集額推移グラフ(単位:万円)です。
着実な成長を見て取ることができます。
参考資料としてクラウドバンクのサービス開始から2年間の募集額推移グラフを掲載しておきます。2015年の空白期間は行政処分によるファンド募集停止です。
これぞベンチャー企業の先行投資といった感じの決算内容です。
私のように創業当初からコツコツと小さな利益を積み重ねていかなけばいけなかった人間には無縁の世界です。
私の考えでは「融資先上場企業のコンプライアンスを考慮すると、Fundsの経営が上手くいかなくても借りていたお金を返さないという可能性は低い」と考えています。
評価 | A | Funds(ファンズ)の公式ホームページ |
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