現在、私がもっとも投資額を増やしているサービス「オーナーズブック」にインタビューをさせていただきました。
[関連記事] オーナーズブック(OwnersBook)の評価と評判
借手は一般的に、銀行をはじめとした複数の金融機関からの借入条件を比較した上で、より条件の有利な金融機関を調達先として選定します。
希望した条件で金融機関から借りられる場合は金融機関から融資を受けるでしょうし、そうでない場合に、ソーシャルレンディングが選択肢に含まれてくると思います。
たしかに私が経営する会社でも、
不動産売買契約後に融資が降りないというケースもあるため、柔軟性のある貸手(ソーシャルレンディング)を確保しておきたいという気持ちはよく分かります。
WEBサイトからの集客ではなく、営業ネットワークや紹介がほとんどのようです。
匿名組合契約から融資実行までの期間が短いケースが多いため、入金期間を設けて事後入金制にすることが難しい状況となっています。
匿名組合契約から融資実行までの期間が短いほうが投資家にとってもメリットになるため仕方ありません。
投資家から不満が上がっていても、冷静に全体的な利益を追求する姿勢は好ましいと思います。
また、不動産のエクイティ部分に個人も投資でき、かつインターネット上で契約行為を完結できるエクイティ型の案件を提供しているのもOwnersBookの大きな特徴です。
我々が抱いているイメージ「好業績上場企業の信頼性」「不動産プロフェッショナルによる担保評価」と一致しています。
エクイティ型ファンドに関してはファンド数が少ないので、現時点では特徴として認識していません。
また、数十兆円規模に成長したREITのように、クラウドファンディングは大きなポテンシャルがあると考えており、将来の事業の柱として今後も注力して取り組んでいきます。
岩野社長も「JapanStockChannel」で「クラウドファンディング事業はまだ小規模だが会社のリソースとしては半分程度な感じで取り組んでいる」と語っていました。
ソーシャルレンディング投資家としてはとても喜ばしい発言です。
国内不動産案件の組成にあたり、信託受益権として取り扱える不動産であること、運用コストを踏まえて投資家のみなさまにしっかりとしたリターンが見込めそうなこと、という条件に合致する不動産が現状は限られていることが理由です。
国内不動産案件の場合、現物の不動産を信託受益権化して案件を組成しますが、信託受益権化できるのは、事前に不動産の遵法性やテナント属性などの審査に適合した一定の投資適格物件となります。
また、信託受益権化するために一定のコストが発生するため、物件にはある程度のサイズ感が求められます。
さらに、エクイティ型の案件につきましても、貸付型同様に投資家のみなさまが過剰なリスクを負うことがないようにハードルを設定しており、これらの全ての条件に合致するものがなかなか出てきていないという状況です。
オーナーズブックらしい丁寧な姿勢ですね。
次回のエクイティ型ファンドは大人気となり、投資をするのが難しくなりそうです。
まず、レジデンスについては、特性上オフィスと比較すると価格変動が小さいため、新型コロナのマーケットへの影響は限定的で、底堅い状況が続く見込みであると考えています。
オフィスについてもマーケットへの影響は限定的と考えています。
また、リモートワークによってオフィス不動産の売買が大きく影響を受けるような状況は、当社が把握する限りでは、見受けられていません。
リーマンショックの時は金融機関からの貸し渋りや貸しはがしが発生した結果、不動産事業会社の資金繰りが行き詰まり、マーケットが大きく崩れましたが、今回はそのような状況ではないと考えています。
プロフェッショナルによる貴重な意見が聞けて嬉しいです。
新型コロナ初期頃は不動産市場の下落を心配しましたが、意外と底堅い需要に支えられているようです。
オーナーズブックに関して気になっていたことを丁寧に回答していただきました。
自社を良く見せるわけではなく、事実ベースで淡々と答えてくれた印象です。
このような情報共有が投資家のソーシャルレンディングへの理解力を高めて、業界発展に結びついていけば嬉しく思います。
評価 | A+ | オーナーズブックの公式ホームページ |
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