オーナーズブック(運営:ロードスターキャピタル)の岩野達志社長が「Japan Stock Channel」に出演しました。
とても勉強になる内容でしたので、オーナーズブックや不動産投資に興味のあるかたは視聴をおすすめします。
・JSC ロードスターキャピタル 岩野達志社長(1/3)
・JSC ロードスターキャピタル 岩野達志社長(2/3)
・JSC ロードスターキャピタル 岩野達志社長(3/3)
時間のない方のために私が気になった部分を抜粋しておきます。
・不動産投資領域(不動産投資、AM、コンサルなど)
・フィンテック領域(オーナーズブック)
不動産投資領域のほうがボリュームが大きいので、オーナーズブックの割合は2%~3%程度ですが、会社のリソースとしては半分程度を割いています。
会社設立の2年後にはオーナーズブックを開始しています。
かなり早い段階からクラファンに力を入れていたということになります。
また、初回ファンドは募集額300万円だったそうです。
最初から全システムを内製化しているので、パッケージやベンダーを利用している企業に比べて優位性があると語っています。
不動産投資クラファンはJ-REITに近い仕組みですが、介在するもの(関わる人や企業)を少なくすれば「J-REITよりも利回りを上げることができる」そうです。
番組内では「産地直送」と表現しています。
2020年は銀行のコロナ融資の影響でオーナーズブックの需要が少ない状態でした。
しかし、2020年末あたりから正常化してきて、大型案件の募集が増えています。
その他にも
ロードスターキャピタルの主事業は「ビルを買って付加価値を付けて売却益を上げること」です。
なんと、利幅は30%以上です。
アイディアや目の付けどころで勝負しているのではなく、あたりまえのことを高いレベルで実行することで手堅く利益をあげている感じですね。
「安く買ってきてただ売っていくというと転売屋になっちゃうので」という発言にも真っ当な事業を営んでいくという信念が感じられます。
投資家にとって非常に気になる話題です。
ロードスターキャピタルは2020年にたくさんのビルを買っているそうです。
その理由は「ターゲットが中規模ビルなので、縮小移転需要により入居者希望企業が増えている」とのこと。稼働率は(高い水準で)横ばい」のようです。
世界的には長期化している低金利の環境下でカネ余りの状態にあります。
新型コロナの影響は限定的(いつかは収束する)なので、東京の不動産はあいかわらず人気があります。特に見栄えの良い大型ビルには機関投資家が群がっています。
さすがに2020年は流動性が多少落ちていましたが、2021年は新型コロナ以前の状況を取り戻しています。
とても勉強になりますし、とても印象のよい動画でした。派手さはありませんが、どんな事業に挑戦しても上手くやれる印象を与える堅実な経営者です。
また、不動産クラファンはJ-REIT(不動産投資信託)の産地直送版というのは魅力的な売り文句です。
次のファンド募集が待ち遠しいです。
評価 | A+ | オーナーズブックの公式ホームページ |
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