会社名 | 貸倒状況 |
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SBIソーシャルレンディング
(開始:2011年3月) |
累計融資額1,100億円を突破にも関わらず、貸し倒れは1.83億円のみ。延滞回収時の対応が高評価。 |
クラウドバンク
(開始:2013年12月) |
応募総額600億円突破ですが貸し倒れはゼロ。 |
オーナーズブック
(開始:2014年9月) |
約5年間の運営で貸し倒れゼロ。江東区商業ビル第1号ファンドの借主が破産したことで期失が濃厚。 |
クラウドクレジット
(開始:2014年6月) |
いくつかのファンドで延滞を起こしているものの、全体としてはプラス利回りを維持。 |
maneo
(開始:2008年10月) |
累計融資額1,600億円突破の元業界最大手。現在は90億円の延滞発生中。 |
何社かは貸し倒れを起こしていますが、maneoを除いた大手の貸し倒れ率は1.0%未満となっています。上記事業者以外でもFunds(ファンズ)、FANTAS(ファンタス)、CREALなどの有力なソーシャルレンディング事業者は貸し倒れ0件です。
ラッキーバンク | 約33億円の貸し倒れ | 参考記事 |
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みんなのクレジット | 約31億円の貸し倒れ | 参考記事 |
グリーンインフラレンディング | 約127億円の延滞中 | 参考記事 |
クラウドリース | 約55億円の延滞中 | 参考記事 |
トラストレンディング | 約52億円の延滞中 | 参考記事 |
ガイアファンディング | 約40億円の延滞中 | 参考記事 |
キャッシュフローファイナンス | 約8.9億円の延滞中 | 参考記事 |
アメリカンファンディング | 約2.3億円の延滞中 | 参考記事 |
小規模なソーシャルレンディング事業者は恐ろしいほどの貸し倒れ&延滞を発生させています。8社中6社がmaneoマーケットのプラットフォームを利用していました。
以前は業界最大手だったmaneoマーケットですが、この延滞多発が原因で2019年9月にJトラストグループに買収される結果となりました。
過去には小規模ソーシャルレンディング事業者がトラブルを多発していたソーシャルレンディング業界ですが、最近では事業者の信頼性(経営者や株主の経歴)が重視されるようになり、投資しやすい時期に入りました。
また、2019年3月に開始した融資先の匿名化解除も「ファンドのリスク軽減」や「詐欺事業者の防止」に大きく影響しています。
ファンド単位の貸し倒れリスクは「十分な分散投資」と「出来るだけ不動産担保付きファンドを選ぶこと」を徹底していれば問題はありません。
それよりも問題なのがソーシャルレンディング事業者リスクです。みんなのクレジットやラッキーバンクのようにソーシャルレンディング事業者に問題があれば、取り返しのつかない損失(最悪100%)を受けてしまいます。
何はともあれ信頼性の高い事業者選びを重視しましょう。
[最新情報] ソーシャルレンディング事業者別の延滞・貸し倒れ
1 | まずは「みんなのクレジット事件」を学ぼう |
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2 | 3種類のリスク |
3 | 貸し倒れの実態 |
4 | 様々な業界の貸倒率を知っておく |
5 | 損失補填はしているのか? |
6 | 金融業の資格があっても安心とは限らない |
7 | 担保の意味と安全性 |
8 | 債権譲渡について |
(1) 過去に募集していた個人向け無担保ファンドで貸倒発生
(2) カンボジアローンファンドで延滞大量発生
(3) オーダーメード型ではバイヤーズローンで延滞発生(回収が進んでいる)
デフォルトの数値は個人向け無担保ファンドのものです。
個人向け無担保ファンドは2012年にはサービス中止しています。
SBISLの場合、実質的にはオーダーメード型以外は投資対象にならないため「大手5社の貸し倒れ確定は現時点では0件」という表記をいたしました。
もう少し分かりやすくなるようにページ内で補足しておきますね。
他にも不明な点がありましたら、どんどん質問してください。
ファンド型商品 運用状況 【2018年10月15日現在】
貸付額 (累計) 78,570,000
返済金額 (累積) 65,450,630
延滞中の貸付元本 4,822,102
デフォルトした貸付元本 (累積) 5,541,545
https://www.sbi-sociallending.jp/fund/fund_status3
という表がありました。
これって、どういう意味なのかを教えてもらっていいですか。