株式投資においてインデックス投資(市場平均と連動する投資信託)はとても賢い選択だと言われています。インデックス投資を行えばほとんどのプロ投資家を上回る成績が出せることが判明しているためです。
抜群に賢い人たちが競い合う投資業界において、私たち凡人は「自分が他者よりも賢い」などと思い込まず、賢明で隙のない「弱者の戦略」を選んでいくことが大事です。
その謙虚さが投資を行ううえで最大の長所になります。
初心者がソーシャルレンディングで成功するための3つの戦略を紹介していきます。
信頼できないソーシャルレンディング会社を選んでしまった時点で計画は破綻してしまいます。逆に言えば信頼できるソーシャルレンディング事業者を選んだ時点で、投資が成功する確率は非常に高くなります。
まずは「事業者ランキング」から上位の会社を選ぶようにしましょう。
2022年6月27日時点では上場企業関連の「オーナーズブック」「CREAL」「Funds」「Rimple」あたりがオススメです。
ある程度のリスクを許容できるのであれば「COZUCHI」や「クラウドバンク」も組み入れてください。
絶対に損失を出さないのではなく、損失が起きても耐えられる状態にしておくことが大事です。
[例]
・100万円を6%で運用すると利益は年6万円
・100万円を5案件に分散投資すると1案件20万円の投資額
・1案件が30%の元本割れをすると6万円の損失
このケースであれば元本割れが起きてもプラマイゼロで済みます。
分散数を多くするほど元本割れ案件に遭遇する確率は高くなりますが、最低でも5案件、できれば10~20案件に分散することをオススメします。
また、分散しているつもりになっていても「貸出先が同じ」だったり「業界が同じ」だとリスクは大きくなるので注意してください。
不動産担保があることにより、返済が滞った場合には不動産を売却して資金回収することができます。
延滞が発生した際に100%が損失になるのと、不動産担保を売却して80%が回収できるのでは大きな差になります。
ソーシャルレンディング投資では「高利回りを狙うこと」よりも「挽回できないほどのダメージを負わないこと」のほうが大事です。
ソーシャルレンディングには大きな「情報の非対称性」があります。
私たち投資家が知ることができる情報は全体のごく一部にすぎません。
このような状況下ではどれだけ「説得力のありそうな物語」を並べたところで意味はありません。
実際に知性も投資経験も情熱もたっぷりある有名個人投資家たちは、怪しいソーシャルレンディング事業者に投資して大きな損失を出しています。
ソーシャルレンディング投資で絶対にしてはいけないことは「高利回り案件に対して自己説得を行ってしまうこと」です。
自分の判断を過信せず、客観的に信頼性の高い会社(経営者)を選び、しっかり分散投資を行うことが私たちにできる唯一の選択肢です。
損をコントロールすることができれば、たとえ利回りが少し下がろうとも、最終的には「複利の力」で大きな利益を上げることができます。
私も初心者さんと同じく感覚を大事にしています。
あとは原則(利回りが高いものは危険 etc)です。
自分で考える論理は自己説得になってしまいがちですので。
> 1017さん
補足ありがとうございます。
あとは好みに応じて不動産クラファンを混ぜるのもアリですね。