2020年に入ってからパルティールによる回収が始まりました。一部案件では回収が行われているようですが、maneo全体でみると延滞額がどんどん増え、回収は思うように進んでいない様子です。
コロナの影響もあるのかもしれませんが、最近も次々と大型案件の延滞が起きており今後の先行きが非常に不安です。
確認日 | 貸付総額 | 延滞発生額 | 延滞額 | 回収率 |
---|---|---|---|---|
2020年2月25日 | 164,264,810,000円 | 12,018,902,541円 | 8,617,369,236円 | 28% |
2020年10月16日 | 164,264,810,000円 | 16,799,778,009円 | 12,058,897,823円 | 28% |
2021年1月28日 | 164,264,810,000円 | 17,522,508,091円 | 11,232,966,645円 | 36% |
案件名 | 融資額 | 延滞額 | 担当 | 状態 |
---|---|---|---|---|
事業者EF社向け案件(プレリートセレクト) | 199,981,326円 | 199,721,350円 | tanaka | 延滞中 |
事業者FF社向け案件(北海道) | 1,269,996,477円 | 1,241,294,557円 | mikata | 延滞中 |
事業者AN社向け案件(北海道) | 1,199,991,457円 | 1,172,871,650円 | mikata | 延滞中 |
事業者FE社向け案件(福岡) | 1,249,998,261円 | 0円 | tanaka | 償還済み |
事業者EL社向け案件(横浜) | 15,900,000円 | 13,807,560円 | YU-TO | 延滞中 |
事業者FO社向け案件(宝塚) | 200,000,000円 | 200,000,000円 | 藤右衛門 | 延滞中 |
不動産事業者AM社向け案件(平塚) | 55,000,000円 | 52,860,500円 | コシオ | 延滞中 |
不動産事業者BY社向け案件(厚木市&愛甲郡) | 10,000,000円 | 0円 | YU-TO | 償還済み |
不動産事業者EO社向け案件(京都) | 219,997,007円 | 218,127,032円 | 藤右衛門 | 延滞中 |
海外不動産事業者EW社向け案件(インドネシア) | 120,000,000円 | 120,000,000円 | Mariogani | 延滞中 |
不動産事業者DF社向け案件(大阪) | 159,990,574円 | 0円 | 藤右衛門 | 償還済み |
不動産事業者EP社向け案件(尼崎) | 80,000,000円 | 80,000,000円 | kubota | 延滞中 |
不動産事業者BY 神奈川県座間市エリア | 8,000,000円 | 0円 | YU-TO | 償還済み |
不動産事業者BY 神奈川県相模原市エリア | 12,000,000円 | 0円 | YU-TO | 償還済み |
不動産事業者BY 神奈川県秦野市エリア | 45,000,000円 | 0円 | YU-TO | 償還済み |
不動産事業者FF社向け案件(横須賀) | 40,000,000円 | 18,132,000円 | kubota | 延滞中 |
不動産事業者BJ社向け案件(京都) | 750,000,000円 | 522,150,000円 | kubota | 延滞中 |
不動産事業者R社向け案件(品川) | 320,000,000円 | 0円 | YU-TO | 償還済み |
不動産事業者Y社向け案件(港区) | 79,994,365円 | 0円 | コシオ | 償還済み |
事業者DE社向け案件(太陽光) | 1,206,982,883円 | 990,932,947円 | mikata | 延滞中 |
不動産事業者BT社向け案件(坂戸) | 79,999,028円 | 0円 | tanaka | 償還済み |
不動産事業者DR社向け案件(葛飾) | 122,994,864円 | 18,352,793円 | YU-TO | 毀損終了 |
不動産事業者J社向け案件(千葉) | 70,990,618円 | 60,342,025円 | イシコ | 延滞中 |
事業者C社向け案件(兵庫) | 600,000,000円 | 600,000,000円 | コシオ | 延滞中 |
不動産事業者DU社向け案件(京都) | 599,997,953円 | 598,497,958円 | kubota | 延滞中 |
不動産事業者O社向け案件(沖縄) | 599,995,292円 | 599,995,292円 | イシコ | 延滞中 |
事業者EH社向け案件(宝塚) | 249,999,841円 | 183,799,883円 | tanaka | 延滞中 |
クラウドリースセレクトファンド | 20,000,000円 | 0円 | tanaka | 償還済み |
事業者EG社向け案件(新座) | 159,997,023円 | 159,997,023円 | イシコ | 延滞中 |
事業者CW社向け案件(京都) | 170,000,000円 | 57,477,000円 | tanaka | 延滞中 |
事業者CS社向け案件(千代田区) | 320,000,000円 | 0円 | tanaka | 償還済み |
事業者DE社向け案件(中野&藤沢) | 85,000,000円 | 2,956,611円 | tanaka | 毀損終了 |
1,200億円突破記念(千代田区) | 1,599,983,479円 | 0円 | kubota | 償還済み |
事業者U社向け案件(太陽光) | 230,000,000円 | 0円 | PM1 | 償還済み |
1,100億円突破記念 不動産事業者CU社向け案件(首都圏) | 827,397,347円 | 327,711,090円 | コシオ | 延滞中 |
1,100億円突破記念 不動産事業者CU社向け案件(川崎) | 1,199,976,562円 | 1,199,976,562円 | コシオ | 延滞中 |
事業者EO社向け案件(太陽光) | 55,000,000円 | 621,500円 | mikata | 毀損終了 |
ガイアファンディングセレクトファンド | 2,050,333,951円 | 2,020,208,200円 | tanaka | 延滞中 |
事業者AV向け事業性資金支援ローンファンド | 45,346,694円 | 0円 | PM1 | 償還済み |
maneoの虎ローンファンド(ラーメン屋) | 24,922,067円 | 20,421,043円 | tanaka | 延滞中 |
これまでにmaneoでは、下記の39ファンドで延滞が発生しています。
以下では、各延滞案件に関する現在の運用状況を簡単にまとめます。
2021年1月4日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞額は、約2億円です。
担保となっているのは東京都港区にあるホテル1棟(ホテルグランド赤坂)です。担保評価合計価格は56億7,000万円ですが、先順位ローンで38億5,000万円あるので、余力は18億2,000万円です。
2020年9月29日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞額は、約12億7,000万円です。
事業者FFは、事業者OOに対して出資していた12億7,000万円を借り換えるために資金調達を行いました。実質的な借主は事業者OOです。
担保となっているのは北海道札幌市、江別市、旭川市にある収益物件の計3棟です。担保評価合計価格は49億4,500万円ですが、先順位ローンで34億3,200万円あるので、余力は15億1,300万円です。
2020年9月29日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞額は、約12億円です。
事業者ANは、事業者FEに対して出資していた12億円を借り換えるために資金調達を行いました。実質的な借主は事業者FEです。
この事業者FEが8月に発生した延滞案件と同一のFEだとしたら、非常に分かりにくいお金の動きとなっていますね。
担保となっているのは北海道札幌市にある収益物件と、北海道旭川市にある収益物件の計2棟です。担保評価合計価格は26億1,000万円ですが、先順位ローンで11億8,600万円あるので、余力は14億2,400万円です。
2020年8月31日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞額は、約12億5000万円です。
事業者FEは、事業者CC(SPC)に出資していた12億5000万円を借り換えるために資金調達を行いました。実質的な借主は事業者CCです。
担保となっているのは福岡県内にある収益物件2棟です。担保評価合計価格は36億1,600万円ですが、先順位ローンで18億2,300万円あるので、余力は17億9,300万円です。
【追記】2021年1月20日、maneoから送られた投資家へのメールによると、今回の案件に対する出資企業が見つかり、12億5,546万2,734円全額を回収したとの事です。
投資家への分配は1月22日に実施されました。 これにより、この案件の回収活動は終了となりました。
2020年3月27日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞額は、1,590万円です。
事業者ELは、前回借りた資金の借り換え資金として1,590万円を調達しましたが延滞となってしまいました。
2020年2月27日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞額は、2億円です。
事業者FOは、宝塚市内の介護施設用地を取得する資金として2億円の資金調達を行いました。
返済原資としては、対象物件の売却や金融機関の借り換えを予定していましたが、結果として延滞となってしまいました。
2020年1月8日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞額は、5,500万円です。
不動産事業者AMは、神奈川県平塚市にある不動産の仕入れ資金として5,500万円の資金調達を行いました。
建物の解体後、住宅メーカーへ販売する予定でしたが、住宅メーカーが対象不動産の購入条件を宅地造成後に変更したことや、対象不動産がインターチェンジ至近であり、 自動車の駐車時の安全性を踏まえた慎重意見も出た様子から、結果として販売交渉は中断となりました。
その後、中古車販売業者への交渉を行い、現在は中古車販売業者が賃貸借契約を締結しているそうです。(売却の結論は出ていない。)
今後住宅用地として売却することは難しい気がするので、長期化が予想されます。
ちなみに、もしもこの中古車販売業者が今回の土地を借りてすでに営業を開始しているとしたら、なんとなく場所の想像がつきますが、実際住宅用地には向いてないと思います。
2019年12月27日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、1,000万円です。
不動産事業者BYは、神奈川県の戸建て物件2件の仕入れ資金として2,200万円の資金調達を行いました。
物件1に関してはすでに売却され、資金回収も行われています。
今回延滞しているのは物件2である、神奈川県愛甲郡の戸建て物件です。
すでに購入者が現れており、売買契約も締結されているのですが、購入者側で金融機関の融資審査がおくれており、融資審査の結果がわかっていない状態だそうです。
【追記】2020年2月18日、maneoから送られた投資家へのメールによると、ノンバンクから融資を受けられることとなり1月30日に元本及び遅延損害金満額である10,163,948円を回収したそうです。
投資家への分配は2月25日を予定しています。 これにより、この案件の回収活動は終了となりました。
2019年12月27日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約2億2,000万円です。
今回の案件の担保は、京都市内の著名な古社の参道に隣接する土地建物です。
担保物件の評価(業者ヒアリング)は約2億3,700万円だそうです。
maneoの案件でよく見るのですが、この業者ヒアリングというのはどの程度信憑性があるものなのでしょうか。あまり不動産の知識がないのでわかりませんが、不動産業界では当たり前のことなのでしょうか。maneoの貸し付けや審査には相変わらず疑問が残ります。
2019年12月3日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約1億2,000万円です。
不動産事業者EWは、インドネシアの不動産2件(戸建て住宅とホテル)を購入する資金として資金を調達し、売却または借り換えを原資として返済する予定でした。
8月には購入意向書を取得したのですが、maneoがその購入意向書を9月末に確認したところ、決済時期が2019年10月~2020年3月となっていたようです。
これでは12月30日の返済期日に間に合わない可能性があるため、現地金融機関からの借り換えによる返済を進めることとなりました。
ここまでを見ると、決済が遅れているだけなのかなと思いますが、元々12月末が最終返済日となっているのになぜ11月の利息分の入金が支払えないのでしょうか・・・。
最終的には全株式質権の執行手続きを行い担保を売却することができるので、ある程度の返済原資が確保できるとは思いますが、海外という事もありどの程度担保価値に信頼を置いていいものか非常に不安です。
2019年10月31日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約8,000万円です。
今回の案件には担保物件が2つ存在し、物件1では民泊施設の建築・運営。物件2は転売を想定して資金を調達しました。
物件1は、隣接している物件が購入できそうであり、もし購入出来れば民泊施設の価値が高まるのではないかという事で売買交渉を行いましたが未だに交渉がまとまらずに延滞。
物件2は、当初は転売を想定していたものの、物件1と同様に隣接している物件が購入できそうであり、もし購入出来れば民泊施設として好条件な立地となるため売買交渉を行いましたが未だに交渉がまとまらずに延滞。
おそらく、時間を掛ければ交渉がまとまりそうな感触があるのだと思います。そのためDF社は現在借り換えに向けて動いている模様です。
DF社は、ノンバンクからの資金調達により、1~2カ月以内に返済したいと申し出ているようです。もしそれまでに資金調達できなければ競売手続きに入る可能性が高いですね。
【追記】2019年12月3日、maneoから送られた投資家へのメールによると11月15日に3,000万円。11月末に5,000万円の返済があったそうです。
投資家への分配は12月25日を予定しています。 これにより、この案件の回収活動は終了となりました。
2019年10月31日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、8,000万円です。
この案件はなんだかすごく不穏な空気を感じます。maneoからのお知らせを読んでも具体的な内容は詳しく書かれていません。
お知らせから分かった事は以下の4点です。
・事業者EPは、他の不動産も積極的に取得していた(maneo以外からの融資?)
・延滞の理由としては、EP社全体の資金繰りが悪化したため。
・EP社は今後も利息を支払っていく意向を示している。
・今後maneoとしては、EP社の資産状況、収入状況を特定していきたい様子。
要するに現状ではまだ何とも言えない状況です。
2019年10月31日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、800万円です。
不動産事業者BYは先月から延滞が続いています。
今回の延滞理由は、行政主体による下水管引き込み工事が遅れている事により、売却活動に支障が出ているためです。
おそらく不動産事業者BYは、土地の造成を主事業としているのかと推測していますが、造成工事というのはこんなにも工事に遅れが発生するものなのでしょうか。その点が気になります。
【追記】2020年1月31日、ユーザーに送られたmaneoからのメールによると、元本及び遅延損害金満額が2月6日に分配されるそうです。
12月の時点で不動産事業者BYの自己資金から返済が行われていたとのお知らせは届いていましたが、その返済資金が他のファンドと結びついていないかなどの調査に時間を要していました。
2019年10月3日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約1,200万円です。
大手戸建分譲会社から取り纏め依頼書は出されたようですが、条件が良くなかったのか、契約までは至らなかったそうです。
決着までは中々時間が掛かりそうですね。
【追記】2020年2月18日、maneoから送られた投資家へのメールによると、ノンバンクから融資を受けられることとなり1月30日に元本及び遅延損害金満額を回収したそうです。
投資家への分配は2月25日を予定しています。 これにより、この案件の回収活動は終了となりました。
2019年10月3日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約900万円です。
土地を仕入れて造成して売却しようとしていたが、悪天候が続いて工事計画が遅れ、結果として延滞となってしまったようです。
10月上旬決済予定の売買契約は結ばれており、それはmaneo側も確認しているそうです。
【追記】2019年10月24日、maneoのお知らせによると担保の売却に成功し、元金及び遅延損害金の全額を回収・分配したそうです。
本当に悪天候で工事が遅れていただけのようで良かったです。
2019年9月2日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約4,000万円です。
不動産事業者FFは、担保となっている神奈川県の土地を3つの区画に分けて販売し、利益を上げる予定でした。
現在、1区画は売却済み。1区画は売買契約締結済み。1区画は購入希望者を探している状態です。
2019年9月2日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約7億4,000万円です。
不動産事業者BJは京都の物件を取得後、解体して売却する事で利益を得る予定でした。
しかし、解体・測量作業に当初の予定よりも多くの時間が掛かってしまったために延滞となってしまいました。
現在、売買契約は締結済みとなっており、決済は来年春頃を予定しています。
【追記】2019年11月27日、maneoから投資家へ送られたメールによると、遅延損害金「36,087,670円」と、手許資金による元本の一部返済として「40,000,000円」の入金があったそうです。
併せて「76,087,670円」の返済となり、融資額の約10%程度が戻ってくることになります。
残りの金額については、現在ノンバンクへの借り換え審査を行っており、12月下旬頃には結果が伝えられる見込みだそうです。
2019年9月2日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約2億9,000万円です。
担保となっている物件は、稼働率80%を超える品川のビジネスホテルです。
購入希望者が現れ、売買契約締結までは行いましたが、買主の資金調達がうまく行かずに契約解除となってしまいました。
現在は新たな購入希望者との交渉を進めている段階だそうです。
【追記】2020年1月17日、ユーザーに送られたmaneoからのメールによると担保の売却に成功し、元金及び遅延損害金の全額を回収・分配したそうです。
2019年8月1日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約8,000万円です。
不動産事業者Yは、借入資金で東京都港区の不動産(土地)を購入し、現在の居住者を退去させて売却することで利益を得る予定でしたが、現居住者との話の折り合いがつかず、延滞となってしまいました。
現在は、居住者の退去完了に関わらず、購入する意向のある不動産事業者との売買契約に向けて調整を行っているところだそうです。
この契約がスムーズにまとまれば、特に大きな損失とはならずに解決できるのではないでしょうか。
2019年7月3日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約12億円です。
事業者DEは長野県で太陽光発電事業を行う予定でしたが、予定期間内での事業遂行ができずに延滞となってしまいました。
こちらの案件は当サイトの過去記事でも書いていますが、当初から疑問点の多い案件でした。(参照:過去記事「[寄稿9] maneoがJCサービス関連案件を募集」)
反対運動の有無やJCサービスとの関連性など、調べれば分かりそうなものですが・・・。当時のmaneoがどういった審査を行っていたのかが気になります。
2019年7月3日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約7,000万円です。
賃貸物件を購入し、不動産売却益による返済を目指していましたが6月28日の返済日までに売却が間に合わず延滞となりました。
「築浅」「駅近」「満室稼働中」と、かなり良い条件が揃っており、購入希望者も複数いたらしいのですが、ここ最近の銀行融資厳格化の影響もあり売却には至りませんでした。
今後は、価格の見直しを行いながら早期の売却を目指すようです。
【追記】2019年10月9日、maneoのお知らせによると、他金融機関への借り換えにより元金の全額及び遅延損害金の一部が回収・分配されたそうです。
2019年7月3日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約1億2,000万円です。
不動産事業者DR社は、アパート開発に適した土地を取得しその売却益による返済を目指していました。
しかし、ここ最近の投資用不動産に対する融資基準の厳格化等の影響により資金繰りが悪化し、その結果今回の延滞となってしまいました。
今後は、任意売却と競売で回収活動を行っていく方針だそうです。 【2019年8月23日追記】ユーザーからの情報提供によると、一部担保の売却に成功し1億500万円の回収・分配が完了しているそうです。
2019年5月31日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約7,000万円です。
不動産事業者Jは収益物件(アパート等)を取得し、賃料収入を得つつ、然るべきタイミングで売却して利益を得るという事業を行っていました。
今回の収益物件を売却する際に購入検討者は複数現れたようですが、対象物件の立地が融資対象エリアに掛からないという事例もあり、売却しづらい状況に陥り延滞となってしまいました。
今後、購入検討者を探していく際に、金融機関からの融資による資金調達が難しいということで、現金で購入できる購入者を探さなければなりません。決着がつくまでかなりの時間がかかりそうです。
2019年5月31日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約6億円です。
maneo関連会社である事業者Cが兵庫県の土地を購入し、マンションデベロッパーへ転売するという事業において、予定通りの販売ができずに延滞となりました。
当初は7億4,000万円で購入を希望する不動産事業者がいたらしいのですが、様々な理由から条件交渉が不調に終わり、現在は新たな購入希望者を探している段階だそうです。
宅地造成が必要な土地。maneo関連会社であるC社が行う事業。純粋な土地の転売。気になる点は色々とありますが、7億4,000万円での購入希望者がいたほどの土地ですから担保価値にはそれなりの信頼性があり、大きな元本割れにはならないのではないかと考えています。
【追記】当サイトの掲示板に寄せられた情報によると、この案件の土地らしき場所が判明したようです。【参考リンク(外部サイト)】
この場所をグーグルマップで見ると木の生い茂った崖のような場所になっており、本当に7億4,000万円の価値があるのか疑問に思ってしまいます。
2019年5月31日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約6億円です。
京都市内のホテル用地を開発して売却する事業計画において、期待した販売価格での売却が結実せず延滞となりました。
担保物件は京都駅から徒歩10分圏内との事ですので、よほど程度の悪い物件でない限りは価格次第ですぐに売れると思われます。
【追記】ユーザーからの情報提供によると、6月28日に契約締結され、7月中旬決済となる予定だそうです。
【追記】ユーザーからの情報提供によると、7月31日にメールが届き、「前提条件が整わず、一旦合意解除の上、同じ相手方と再契約に向けて調整を行っている状況」だとの事です。また契約のやり直しという事ですので、もう少し時間がかかりそうですね。
2019年5月7日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約6億円です。
ホテルを建設して売却する事業を計画していた不動産事業者Oですが、現在開発許可申請が通っておらず延滞となってしまいました。
開発許可申請が進んでいない理由としては、ホテル運営事業者が見つからずに建築プランの作成が遅れているというのが主な理由なようです。
これから許可申請を行い、建築して売却するとなると長期化が予想されます。
2019年5月7日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約2.5億円です。
介護施設を作って事業者に売却するという計画の中で、購入希望者の資金が集まらず延滞となってしまいました。
次の購入希望者がすでに見つかっているので、5月中旬には施設を売却できるようです。
2019年5月7日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞額は、2,000万円です。
クラウドリース自体が全件期失中なので仕方ありません。
ガイアファンディングセレクトファンドの時は多くの案件で期失が発生したので、勝手なイメージで今回も大きな期失が発生するのかと漠然と思っていましたが、意外にもクラウドリースセレクトファンドは1件しか運用していなかったようです。
【追記】2019年6月24日、maneoのお知らせによると、5月上旬にクラウドリースから20,167,122円の入金があり全額償還となったそうです。
2019年4月2日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約1.6億円です。
不動産売却益による返済を目指していたEG社ですが、3月28日の返済日までに売却が間に合わず、延滞となりました。
maneoからの経過説明によると「担保提供者の前所有者より対象不動産に処分禁止の登記をされたことにより、現時点では、売買決済が成就できておりません」と書いてあります。 何かしらの問題が発生して揉めているのでしょうか。
回収に向けての対応は以下の3点が挙げられています。
(1)事業者EGの金融機関からの資金調達による返済
(2)事業者EGの不動産売却による返済
(3)競売による回収
一応、TAS評価による担保価値が「約3億2,280万円」と記載されているので、これが事実であればどの選択肢を取ってもある程度の回収は期待できそうです。
2019年4月2日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、1.7億円です。
この案件の最終返済日は4月30日となっておりましたが、3月28日時点で利息が支払えずに延滞となったようです。別の債権者に対する支払いも遅延していたようなので、中々苦しい経営状態にあったのでしょう。
今後maneoは任意売却を促しつつ、競売競売手続きに則った回収も行っていくそうです。しかし、この案件の担保評価額は「約1億7,300万円(業者ヒアリング)」との事ですので、先行きがかなり不安な状況となっています。
【追記】2019年8月22日、2つの担保物件の内、1物件の競売が完了したため、約3,000万円が償還されたそうです。
この物件の担保評価は、7,000万円(先順位4,200万円)担保余力2,800万円でした。
担保余力よりも多くの金額が償還されて少しホッとしました。
2019年3月4日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、3.2億円です。
不動産売却益による返済を目指していたCS社ですが、2月28日の返済日までに売却が間に合わず、延滞となりました。
売却が遅れてしまった原因の1つには、銀行融資基準の厳格化があるようです。今後、他の不動産事業へもさらなる影響が出てきそうです。
【追記】2019年12月25日、担保不動産の競売により、未回収元金及び遅延損害金の全額を回収し、投資家へ分配されたそうです。
2019年3月4日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、8,500万円です。
不動産物件を安く仕入れて、価値を向上させてから売却すると言うビジネスを行っていた事業者DEですが、2月28日の返済日までに売却が間に合わずに、延滞となってしまいました。とはいえ2件ある不動産のうち1件は売却されており、4,200万円はすでに回収できているようです。
上記のCS社同様、銀行融資基準の厳格化が売却遅延の要因の1つとなっているようです。
2019年1月31日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、約16億円です。
16億円というとかなりインパクトがありますが、前回発生した「U社向け案件」と同様に担保が設定されています。
maneoの案件ページの説明によると担保物件は「千代田区」「山手線駅前ビル」「150㎡」と、中々好条件なので、maneoの説明が事実であればあまりひどい事にはならないでしょう。
【追記】2019年5月7日、投資家へ元本回収のお知らせがあったそうです。その回収額は16億円と言うことで、無事に全額回収となりました。分配は5月22日に行われるそうです。
案件名 | 融資額 | 延滞額 |
---|---|---|
不動産担保付きローンファンド628号 | 40,000,000円 | 40,000,000円 |
不動産担保付きローンファンド631号 | 40,000,000円 | 40,000,000円 |
不動産担保付きローンファンド631号 | 40,000,000円 | 40,000,000円 |
不動産担保付きローンファンド632号 | 40,000,000円 | 40,000,000円 |
不動産担保付きローンファンド633号 | 40,000,000円 | 40,000,000円 |
不動産担保付きローンファンド634号 | 30,000,000円 | 30,000,000円 |
2019年1月8日に、maneoから投資家へ延滞発生の報告が届きました。その延滞総額は、2億3,000万円です。
中々大きな金額ではありますが、今回の延滞に関してはしっかりと担保の設定が行われているようです。この担保価値が本当であれば、現在maneoで発生している他の延滞案件とは違い、スムーズな償還が期待できるでしょう。
【追記】2019年4月8日にmaneoから全額回収&分配が完了したとのお知らせが届きました。
案件名 | 融資額 | 延滞額 |
---|---|---|
1,000億円突破記念ローンファンド【第2弾】(第1次~第165次募集) | 1,199,976,562円 | 1,199,976,562円 |
1,100億円突破記念ローンファンド【第1弾】1号~15号 | 221,440,595円 | 221,440,595円 |
1,100億円突破記念ローンファンド【第2弾】1号~9号 | 103,992,381円 | 103,992,381円 |
1,100億円突破記念ローンファンド【第3弾】1号~9号 | 131,986,930円 | 131,986,930円 |
1,100億円突破記念ローンファンド【第4弾】1号~25号 | 369,977,441円 | 369,977,441円 |
簡単に経緯を説明します。
上記のような経緯で現在延滞中です。今後は、担保不動産の競売・任意売却による回収を進めて行くそうです。
この案件の問題点をまとめると下記の4点です。(maneoで20億円を超える大規模延滞!貸し倒れは避けられない状況より引用)
・1100億円突破記念LF 第4弾 25号は延滞発覚後の5月29日に募集完了している。
・貸し付けから延滞発生までの期間が短すぎる。CU社は確信犯?
・CU社が問題ある業者だと見極められなかったこと。
・延滞が判明してから報告までに5ヶ月も経過してしまったこと。
ここ最近のmaneoに対する不信感は強まる一方ですが、出来る限り多くの元本を回収し、誠実な事業者である証明をして頂きたいものです。
【追記】2019年4月18日「1,100億円突破記念ローンファンド【第1弾】」の1~3号、13号の4案件で元本回収のお知らせがあったそうです。
期失時残存元本 | 回収金額 | 元本毀損額 | 比率 |
---|---|---|---|
62,698,988円 | 35,691,777円 | 27,007,211円 | 約43% |
【追記】2019年5月22日「1,100億円突破記念ローンファンド【第1弾】」と「1,100億円突破記念ローンファンド【第2弾】」で担保物件が売却され、一部元本償還が行われたようです。
複数存在する担保物件の数件が売れただけなので、大きな回収とはなりませんでしたが、着々と売却が進んでいるのは非常にありがたいことですね。
案件名 | 回収金額 |
---|---|
1,100億円突破記念ローンファンド【第2弾】7号、9号 | 17,066,654円 |
1,100億円突破記念ローンファンド【第1弾】12号 | 15,705,187円 |
1,100億円突破記念ローンファンド【第2弾】3号、4号、8号 | 20,974,527円 |
【追記】2019年8月、ユーザーからの情報提供によると1,100億円突破記念ローンファンドの担保物件15件の売却が完了したそうです。東京、埼玉、神奈川、千葉の不動産売却が完了し、水戸と名古屋の不動産は売却活動を継続しているようです。
東京、埼玉、神奈川、千葉の不動産に対する投資額は4億5,743万円で、回収額は3億1,188万円となります。
【追記】2019年12月、maneoからのお知らせによると1,100億円突破記念ローンファンド【第4弾】11号~20号、24号、25号の担保物件が売却されたそうです。これにより茨城県水戸市の物件は全額回収されたそうです。
2018年3月から行われていた貸付&利息返済において、10月分の利息が返済されず延滞案件となりました。
【追記】2019年3月、54,660,000円と元本のほぼ全てと言ってもいい金額の回収が行われました。3月11日に投資家口座へ償還される予定です。
太陽光に関する案件での期失と言う事で、多くの方が心配していましたがこの結果は非常に素晴らしいと思います。
案件名 | 延滞額 | 利回り |
---|---|---|
事業性資金支援ローンへの投資(第1次募集) | 27,500,000円 | 7% |
事業性資金支援ローンへの投資(第2次募集) | 27,500,000円 | 7% |
2018年11月1日 | maneoのガイアファンディングセレクト案件(5案件)で延滞のお知らせが届く。 | 1.1億円 |
---|---|---|
2018年11月22日 | ガイアファンディングからガイアファンディングの案件すべてが延滞しているとのお知らせが届く。 | 約40億円 |
2018年12月3日 | maneoのガイアファンディングセレクト案件(92案件)で延滞のお知らせが届く。 | 約20億円 |
11月22日のガイア全件期失時点でmaneoのセレクトファンドも全滅する事は予想できましたが、それにしても本当に大きな規模の延滞となってしまいました。具体的な遅延理由はいまだに分かっていません。
現在maneoでは、ガイアファンディングに対して返済状況や遅延の原因、延滞解消の見込み等について質問をしている状況だそうです。
それに対して、ガイアファンディングも貸付先である海外子会社に質問している状況だそうです。
最終貸付先までに、3社の法人を経由して貸し付けを行っているためどこで遅延が発生しているかもはっきり分からない。質問に次ぐ質問で、明確な回答はどこにも返ってきていません。
この案件において、直接的にmaneoが貸し付けを行っているわけではありませんが、監督責任をしっかりと全うしてほしい物です。
案件名 | 貸付額 | 延滞額 |
---|---|---|
事業性資金支援ローンファンド51号 | 8,227,813円 | 0円(償還済) |
事業性資金支援ローンファンド44号 | 14,429,337円 | 0円(償還済) |
事業性資金支援ローンファンド43号 | 22,689,544円 | 0円(償還済) |
事業性資金支援ローンファンドは随時様々な募集がありますが、延滞が起きたのは事業者AVが借り手となる3つの案件です。事業者AVは30店舗以上もの教育関連サービス店舗を持つ実績のある事業者です。教育関連サービス店舗というのは要するに塾でしょうか?
この3つの案件は、資金募集のページには担保無しと表記されていましたが、実際には連帯保証による担保が設定されており、その担保を売却した事により無事全額償還となりました。
案件名 | 延滞額 |
---|---|
maneoの虎ローンファンド10号 | 8,174,913円 |
maneoの虎ローンファンド9号 | 3,132,159円 |
maneoの虎ローンファンド8号 | 6,264,143円 |
maneoの虎ローンファンド5号 | 3,548,896円 |
maneoの虎では、22号までの案件募集があり、そのうちの「5,8,9,10号」の4件の案件で延滞が発生しています。この4件はすべてBM社とBY社(同一グループ会社)が起こした延滞です。同一グループと言う事は要するに同じ会社です。
このグループ会社は、関東で8店舗のラーメン店を経営しており、そのうちの3店舗の売り上げが落ちて閉店したそうです。元本の返済は、閉店しなかった残り5店舗の売り上げから行うようですが、かなり時間がかかりそうです。
必ず起きるのですから、遅延が起きた時に事業者がどのように対処するかという点はソーシャルレンディングにおいて最も注視するべき重要なポイントです。
遅延や貸し倒れが起きていない事業者だから安心だと考えずに、下記のような点を考慮しながら大切な資産を預けられる誠実な事業者を選びましょう。
評価 | 事件 | maneo(マネオ)の公式ホームページ |
---|
㉗ 不動産事業者BY 神奈川県座間市エリア(2019年11月1日調査)
遅延当時、事業遂行できれば投資額以上で購入するとサービス包括契約した企業がいるとマネオ は言ってましたが、その会社についてはその後の遅延報告で全く触れられません。
そもそもそんな会社など存在せず、いつものパターンでろくに調べもせずファンド募集したのではと思ってます。
⑲ 坂戸も全額回収です
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=8287
⑩ 京都案件は17%程度は回収しています
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=8272
4億5,743万円の投資額に対して回収額は3億1,188万円と
約68.2%の回収率になります
水戸と名古屋はまだ継続中です
マネオはこのまま毎月期失を繰り返して、
財務も悪化し破産してしまうのでしょうか?
それともスポンサー作った可能性もありますか?
2.今後の報告について
不動産事業者DR及び同社代表者の保有資産に対する強制執行手続きは継続してまいりますので、
今後追加回収の見込みが立ちましたらご連絡させていただきます。
なので「延滞中」(回収中)だと思います。
・「分配が完了」になっていますが
は8月22日予定なので8月17日時点ではまだ実施されていません。
これは回収分に関する分配という説明です。
⑯の1100億円の方は全15件全部担保売却でそれなりに返却されました
あと8月の以下を更新ください
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=8269
「前回6月28日のご報告において、対象不動産の売却決済を7月中旬に予定していることをお伝えいたしましたが、
契約上の決済期日までに前提条件が整わず、一旦合意解除の上、同じ相手方と再契約に向けて調整を行っている状況」
との事
いつまでかかるのかなー
以下経過報告メール
1.回収活動状況について
本件融資の担保対象となる不動産は、埼玉県内8か所、千葉県内2か所、神奈川県内3か所及び東京都内2か所所在の収益アパートです。
埼玉県内、神奈川県内、東京都内の計5か所の物件につきましては、売却による回収金の分配を行いました。
該当する投資家の皆様には別途詳細をご連絡済みです。
また12月に契約いたしました埼玉県内の2か所の物件につきましては、2月末の決済を予定しております。
2月6日以降の販売状況としましては、新たに埼玉県内2か所及び千葉県内1か所の物件につきまして、今週中の契約を予定しております。
上記の物件を除きますと、埼玉県内3か所、千葉県内1か所、及び東京都内1か所所在の収益アパートの売却活動となりますが、
これらにつきましても引き続き、投資家の皆様に少しでも多くの配当を一刻でも早く実現できますよう、
事業者C社から定期的な回収活動の報告を受けるとともに、協力してまいります。
2.今後の状況報告について
該当投資家の皆様には、回収の進捗状況等につきまして、引き続き定期的にメールにてご報告いたします。
次回につきましては、2週間後を目途に状況をご報告いたします。
2019年2月20日
匿名組合契約における営業者 maneo株式会社