現在オーナーズブックで延滞は発生していませんが、2019年7月に「貸付先の代表が破産手続き」、2021年3月に「新型コロナウイルスの影響による貸付期間延長」などの問題が起きています。
2020年3月「大阪市中央区ホテル素地第1号第1回」の貸付期間を1年間延長するとのお知らせがありました。参考「オーナーズブックが期間延長を発表!貸し倒れの危険性はあるのか?」
延長の主な理由としては、新型コロナウイルス感染拡大に伴うインバウンド客の一時的な落ち込みと不動産取引量の一時的な停滞等により、担保不動産の売却が最終期限内に整わないため、との事でした。
延滞ではなく、延長となるためこれまで通り利息の支払いは行われる予定です。
2019年7月に「江東区商業ビル第1号ファンド第1回」の貸付先であるAR社の取締役が破産手続きの申し立てを行いました。参考「オーナーズブックの貸付先代表が破産!返済への影響と元本回収の見通しは?」
上記の件については、2020年3月に借入金の全額弁済及び当該期間の利息の支払いを受け、無事に償還となりました。
必ず起きるのですから、遅延が起きた時に事業者がどのように対処するかという点はソーシャルレンディングにおいて最も注視するべき重要なポイントです。
遅延や貸し倒れが起きていない事業者だから安心だと考えずに、下記のような点を考慮しながら大切な資産を預けられる誠実な事業者を選びましょう。
評価 | A+ | オーナーズブックの公式ホームページ |
---|