貸株とは自分が保有している株式を証券会社に貸すだけで、貸株金利を受け取ることができる魅力的なサービスです。私が利用しているSBI証券の貸株金利は以下のような分布になっています。
(1) 貸株中も売却できるのか? → 売却できます
(2) 優待は受けられるのか? → 優待優先にすることで権利を得ることができます
(3) 配当金も貰えるのか? → SBI証券では貰えません(他社は設定次第)
(4) 継続保有特典はどうなるのか? → 継続保有特典は失われます
保有銘柄ごとに貸株するかどうかを決められるので、私の場合は「貸株金利が低い銘柄(0.5%未満)」「配当利回りが高い銘柄(グランディハウス 5.13% etc)」「継続保有が魅力的な銘柄(オリックス etc)」は貸株していません。
個別に「貸株枚数」や「金利優先 or 優待優先」を設定することができます。
上の一覧が現在の私の貸株収入です。毎月4,000~6,000円程度入ってきます。TATERUの貸株金利はなんと10%!バンクオブイノベーションの3.0%やセレスの2.0%も高金利です。
ちなみに保有23銘柄中8銘柄を貸株しています。
TATERUの5年間の株価チャートです。
皆さんご存知の通り、改ざん事件により大暴落しています。
私は逆張り投資が好き(投資が上手いかは別問題)なので、暴落銘柄を見るとついつい買いたくなってしまいます。しかし、このような状況だと何年間もジワジワ下がり続けることが多いので、保有しているのが辛いのも確かです。
TATERUのように貸株金利が10%もあれば「貸株収入があるので最終的に倒産しなければいいや」ぐらいな気持ちでどっしりと構えることができます。
貸株は逆張り投資と非常に相性の良いシステムだと思います。
貸株は「信用取引で空売りしたい投資家に証券会社が貸す株式」に使われます。
つまり、あなたが貸している株式は「多くの人が大きなリスクを背負ってでも売り倒したい」と考えている銘柄ということになります。
投資の世界において「自分だけが賢い」「自分だけが分かっている」などということは絶対にありません。「高金利貸株を保有しているということは大きなリスクを背負っている」ということを忘れないようにしてください。
損しても問題のない範囲内で投資を楽しみましょう。
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