「不動産投資に興味があるけど、1人ではじめるのは、資金・リスク・モチベーションの面で厳しい」と言う友人たちと2019年11月に合同会社を設立しました。
各200万円ずつの出資で、合計600万円の資本金です。
みんなで協力して楽しみながら不動産投資を学んでいこうという目的です。
ゆくゆくは地元に素敵な建築物を作りたいという思いもあります。
各人ともそれなりの収入や資産があるので融資については甘く考えていました。
エリア | 地元の中心地 |
---|---|
築年数 | 築32年 |
価格 | 1,650万円 |
部屋数 | 4部屋(2DK) |
状況 | 満室(表面利回り11%程度) |
今回のアパートは2件目の購入予定物件です。
1件目は古い戸建を購入してリフォーム後に入居付け完了しています。
第一地銀 | 本業で取引があるので話は聞いてもらえたが、可能性は低い。 |
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第二地銀 | 地主でないと厳しいと言われる。保守的な雰囲気。 |
他県の第一地銀 | かなり積極的で融資を受けられそうだったが、最終的には「本部の判断で通帳が作れなかった」と言われる。 |
A信用金庫 | 電話の段階で断られた。 |
B信用金庫 | 丁寧に2人で断りに来た。「地元の小さな会社を助けるという信用組合のコンセプトに適合しない」と言われる。 |
C信用組合 | 電話の段階で断られた。 |
D信用組合 | 本業で取引があるので「厳しいがなんとか融資したい」という姿勢をみせてくれている。1件目の中古戸建もここから融資を受けている。 |
全て共同出資者のSさんが連絡&対応してくれたのですが、見事に断られ続けました。今のところ「D信用組合」頼みという状況です。
D信用組合に断られたら買えないかもしれません。
古今東西、銀行への不満というのはよく聞く話でしたが、実体験として「銀行から融資を受けることの難しさ」を知ることができました。
ソーシャルレンディングであれば「借入人や連帯保証人の信頼」や「不動産担保の評価」で客観的に判断されますが、銀行融資は「事業の目的(建前)」「上層部の方針」などが大きく影響するので難しいところです。
現場(担当者)との打ち合わせの手ごたえが一瞬で覆ります。
銀行融資の大変さを知るほど、ソーシャルレンディングを含むノンバンクへの需要の大きさを感じることができました。
引き続き「合同会社による賃貸アパート計画」を進めていきたいと思います。
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> 2635さん
担当者は人や会社の雰囲気を考慮してくれるのですが、上は定性情報は無視という感じです。銀行の安定経営には仕方のないことですが。
中小企業の融資は基本的に連帯保証人(代表者)が必須な感じです。
資本金が厚いほど好印象だと思いますが、それだけでは上手くいかないのが銀行の難しいところです。
金利的には2.0%付近になります。
本業では1.0%程度で借りられるのですが、新規法人だと高くなってしまいます。
たしかに私募債のようなものも面白そうですね。
というかここで資金募ればこのサイトも立派なクラファン業者ですが(笑)。