2021年5月28日、クラウドバンクがテクノシステム関連ファンドについての公式見解と対策を発表しました。
平素よりクラウドバンクをご利用いただきありがとうございます。
CU社及びCV社を主要な融資先とする「2. 対象となるファンド」に記載のファンドにつきまして、ファンドページの掲載内容を一部変更いたしましたのでお知らせいたします。
なお、対象ファンドの裏付けとなる事業の権利等を全て保有する特別目的会社の持分のうち一部を当社グループの役員等が取得し、当該事業の運営を常に監視、把握しており、利息の支払いおよび最終的な元本の返済に懸念がないことを確認しております。
また、現在運用中のクラウドバンクファンドにおいて、一部報道されている企業の状況が分配・償還に影響するファンドはございません。
1. 変更内容
連帯保証人の追加等
2. 対象となるファンド
バイオマス発電ファンド 第166号~第243号(78ファンド)
ファンド名 | バイオマス発電ファンド 第166号~第243号 |
---|---|
ファンド数 | 78本 |
募集時期 | 2020年7月27日~2020年8月6日 |
利回り | 6.3% |
運用期間 | 約14ヶ月 |
運用終了 | 2021年9月7日 |
償還日 | 2021年10月7日 |
合計募集額 | 23億5,600万円 |
「プロジェクトを実質的に主導し、本融資の債務を連帯保証する会社」がT社からL社に代わりました。L社は代表者がW社と同じです。
・JCサービス 2003年設立(再エネ)
・テクノシステム 2009年設立(再エネ)
・エーアイトラスト 2005年設立(金融)
上記はソーシャルレンディングで大きなトラブルを起こした企業です。
どの企業も設立から10年以上が経っています。
設立年(社歴)は信頼性の指標にならないようです。
クラウドバンクらしい「投資家を安心させてくれる頼もしい発表」ですが、ソーシャルレンディング投資家としては過去にトラブルを起こした企業の発表に翻弄され続けているので不安は拭いされません。
これらの事実をベースに考えると、現時点でクラウドバンクが問題を起こす可能性は低いと考えています。
非常に不安ですが、無事に対象ファンドが全額償還されることを願っています。
評価 | A | クラウドバンクの公式ホームページ |
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ソシャレン投資家は株式投資家に優先して返済をうけることができている。
教科書通り、SLは一般債権に劣後し株式に優先しているわけですよね。
だから株式上場している会社がバックにつくことは価値が株式市場により保証された株式資本のクッションがあることを意味している。
クラバンはそこが無いので心配する人も多かろうと思います。
応援していますが。