クラウドバンクの大規模延滞の続報です。
連帯保証人とされていた大手商社系合弁会社が「連帯保証契約の事実は一切ない」と公式発表する驚愕の事態へと発展しています。
・延滞貸付先数:1社(DR社)
・延滞総額:約10億円
・運用終了予定日:2023年4月7日
・投資事業:バイオマス発電
・バイオマス発電所の権利を有するSPCの持分を売却する計画だった
・当初の売却候補先との交渉等に時間を要している
・クラウドバンクにおいても新たな売却候補先との面談及び交渉を行っている
・連帯保証人に対して内容証明郵便にて返済の催促を行っている
・連帯保証人は連帯保証契約の無効を主張している
上記文書が伊藤忠丸紅住商テクノスチール株式会社の公式サイトTOPページからしっかりとリンクが貼られています。
クラウドバンク | 伊藤忠丸紅住商テクノスチール |
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連帯保証契約は有効であると判断している。訴訟も視野に入れて、保証の履行を求めている。 | 連帯保証契約の事実は一切ない。 |
どちらも嘘を付いているとは思えません。
銀行であれば「担保の価値や収益性が十分」「連帯保証人の信頼性が抜群」であっても借手の信頼性が低ければ融資を行うことはありません。
そのような状況を憂いてソーシャルレンディングが生まれたわけですが、何十億円というお金が簡単に動いてしまうため、悪意をもった人間の介入を避けることが難しいという大きな問題を抱えています。
ファンド名 | 募集額 | 利回り | 運用開始日 | 運用終了日 |
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バイオマス発電ファンド第369号 | 3.74億円 | 6.1% | 2022-09-30 | 2023-04-07 |
バイオマス発電ファンド第370号 | 3.36億円 | 6.1% | 2022-09-30 | 2023-04-07 |
バイオマス発電ファンド第371号 | 1.01億円 | 6.1% | 2022-09-30 | 2023-04-07 |
バイオマス発電ファンド第375号 | 0.85億円 | 5.9% | 2022-12-09 | 2023-04-07 |
バイオマス発電ファンド第376号 | 0.40億円 | 5.8% | 2022-12-27 | 2023-04-07 |
バイオマス発電ファンド第377号 | 0.45億円 | 5.4% | 2023-02-17 | 2023-04-07 |
これ以外に「本債務者以外を主要な融資先とするファンド」が5本あります。
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・太陽光発電ファンド第2277号
・中小企業支援型ローンファンド第938号
・不動産担保型ローンファンド第681号
・不動産担保型ローンファンド第686号
上記5ファンドとなります。