ソーシャルレンディング業界トップクラスの規模を誇るクラウドバンクの応募総額が1,151億円を突破しました。とてつもない数値です。
実績平均利回り7.09%と元本回収率100%も圧巻の実績です。
サービス名 | 累計応募金額 | 時点 |
---|---|---|
SBIソーシャルレンディング | 1,555億円 | 2020年10月現在 |
クラウドバンク | 1,151億円 | 2020年10月現在 |
クラウドクレジット | 300億円 | 2020年6月末 |
オーナーズブック | 175億円 | 2020年10月現在 |
LENDEX | 77億円 | 2020年10月現在 |
CREAL | 60億円 | 2020年6月末 |
SBIソーシャルレンディングとクラウドバンクの完全二強体制です。
思いのほか大きかったのがクラウドクレジットとLENDEXの2サービスです。
累計応募金額の大きさは信頼性を測るうえで単純に目安にしてはなりません。
2018年までトップ事業者だったmaneoは累計応募額1,642億円を突破しましたが、約120億円の未返済金を抱えたままサービス停止となっています。
しかし、クラウドバンクがサービス開始(2013年12月)から現在までに大きな利益を投資家に分配してきたことは事実です。分配金総額は29.2億円です。
この「分配金総額」と「現在の運用額」「不動産担保の評価額」「経営陣の信頼性」などを複合的に見ていくと事業者の信頼性を判断しやすくなります。
・あまりにも急激な応募額の拡大
・不審な不動産担保の評価額
・経歴に傷がついてもダメージが少ない経営陣
などは黄色信号です。
SBIソーシャルレンディングとクラウドバンクがmaneoの累計応募金額を超える日が近づいています。ソーシャルレンディング業界がこのまま成長していくためにはクラウドバンクがこのまま堅実に運営を続けてくれることが必須条件です。
非常に注目度の高い時期です。
以下のページ(グループ主要メンバー)を見ると、拡大速度に社内人材の能力が追い付かなかったmaneoとは異なり、順調に優秀なスタッフ増員を進めていることが分かります。
以前と比べるとクラウドバンクの信頼性は大幅に向上しています。
しかし、以前勤務していた会社の上司(東大卒)に「信じるという行為は思考を放棄しているのと同じことだよ」と言われたことを思い返し、思考を止めずにクラウドバンクの動向を見守っていきます。
評価 | A | クラウドバンクの公式ホームページ |
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