安定感が魅力!最大規模の不動産クラファン事業者
評価 | A | ジョイントアルファの公式ホームページ |
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運営 | 穴吹興産株式会社 |
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設立 | 1964年5月(サービス開始は2019年4月) |
住所 | 香川県高松市鍛冶屋町7-12 |
株主 |
穴吹ハウジングサービス(44.0%) 穴吹 忠嗣(7.6%) |
役員 |
[代表取締役] 穴吹 忠嗣 [業務管理者] 岡田 佳昭 |
利回り | 2.0~5.0%(目安) |
口座種類 | 都度入金 |
入金銀行 | 三菱UFJ銀行 |
貸し倒れ | なし |
ジョイントアルファ(Jointo α)の運営会社は東証一部上場企業の穴吹興産です。設立1964年の歴史ある企業であり、2019年6月期決算では、売上996.7億円、利益33.9億円、自己資本224億円という素晴らしい業績をあげています。
2018年8月に改ざん事件が発覚したTATERU(東証一部)も、不動産クラウドファンディングで集めた投資額は全て返済し、投資家に迷惑をかけることなくサービスを休止しています。
いざというときに適切な行動の取れる力をもった運営母体であることは、ソーシャルレンディング事業者を選ぶ際の大きな要素になります。
CREALやFANTASと同じく、優先劣後方式を採用した標準的な不動産投資型クラウドファンディングです。利益や価値下落に対して30%まではジョイントアルファが負担してくれます。
事業者の劣後出資比率は、CREAL 10%、FANTAS 20%を中心としているため、ジョイントアルファ(30%)は安全性が高めのファンド設計と言えます。
その分、利回りが抑え気味なのかもしれません。
・投資物件の住所
・投資物件の写真
・投資物件の間取(専有面積)
・投資物件の築年月
・想定収支表(賃料、維持管理費など)
全てのファンドでこれらの項目を知ることができます。
しかも、ログインしなくてもこれだけの情報が見れるのは、私が知る限りではジョイントアルファのみです。
一般的なソーシャルレンディング事業者は「1口1万円」に設定しているところがほとんどです。Fundsは「1口1円」を特徴としています。
ジョイントアルファの「1口10万円」は若干の敷居の高さを感じますが、それにより事務経費を削減できるのであれば好ましい判断だと思います。
また、出資上限金額は1人100万円(ファンドごと)に設定してあります。
10万円以上投資できる優良な見込み客を多く集めたいという明確な意思を感じます。
不動産クラウドファンディングの人気が高まっている中で期待の大型事業者です。
なんといっても「自社物件の宣伝」という「事業側の明確なメリット」がある点がプラス要素です。これにより投資家がリターンを得られる理由も明確になります。
現時点ではファンド数の少なさが気になるところですが、今後、投資家数が増えてくればファンド数も増えると考えています。今のところ「A」評価ですが、ファンドが充実すれば「A+」を付けられる力のある事業者です。
評価 | A | ジョイントアルファの公式ホームページ |
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