2020年5月15日、クラウドクレジットが丸井グループなどから約7.0億円の資金調達を実施するとの発表がありました。
丸井グループのビジョンである「ファイナンシャル・インクルージョン」と、クラウドクレジットの特徴である「社会的インパクト投資」の方向性の一致が大きな要因となったようです。
海外ファンドをメイン商品とするソーシャルレンディング事業者としては国内ナンバーワンの実績を持つサービスです。
・丸井グループ
・Sony Financial Ventures
・global brain
・出資者との話し合いは2019年12月から行われた
・追加の資金調達をしなくても運営継続できる資金繰り計画が立っていた
・そのような状況下であえて追加資金調達を行った
・公共性の高い事業であるためキャッシュを積んでおくべきだと判断
・資金調達環境の悪化を懸念して前もって動くことにした
【参考ページ】
・INITIAL「クラウドクレジットに見る「投資家とバリュエーション」の一貫性」
・キャッシュの充実(経営の安定化)
・外貨取引に強いソニー銀行との連携推進
・丸井グループのtsumiki証券との連携推進
・マネックスベンチャーズ
・GCIキャピタル
・フェムト・スタートアップ
・伊藤忠商事
・フェムトパートナーズ
・三菱UFJキャピタル
・第一生命保険
・LINEベンチャーズ
・マネックスベンチャーズ
・YJキャピタル(Yahoo!Japanグループ)
・ソニーフィナンシャルベンチャーズ
・グローバル・ブレイン
・SBIインベストメント
・丸井グループ
「設立から7年以上が経過」「信頼性の高い株主」「優秀な経営陣」という条件を備えたクラウドクレジットであっても、新型コロナの影響の大きさに若干の不安を感じていました。
しかし、今回の資金調達で不安が軽減されました。
その理由は「ソーシャルレンディングは個人投資家に利益をもたらし続けないかぎり成立しない事業」であり、大手出資者の優秀なスタッフが「クラウドクレジットには将来性がある」と判断したためです。
また、キャッシュの充実も大きな安心材料となります。
つまり、今回の資金調達は「個人投資家にとって朗報」だと言えます。
個人的にも高評価のクラウドクレジットですが、あえて不満点をあげるのであれば「ユーザビリティの悪さ」です。むしろ情報量に関しては他社よりも多いぐらいなのですが、見づらいのが難点です。
まだまだ改善余地があるということですので、クラウドクレジットのさらなる進化に期待しています。
評価 | B | クラウドクレジットの公式ホームページ |
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以前提案して断られたのでこちらに書き込み始めたのですが